冬のラウンドでは「メイクのノリが悪いせいで、顔色まで悪く見える」と感じる女性ゴルファーも少なくないよう。寒さのせいで、どうしても顔色が悪く見えやすくなることも影響しているかもしれません。
一方、ラウンドディは早朝から出かけることも多いため、朝のメイクに時間をかけられないと感じている女性も多いですよね。
そこで、時短美容家の並木まきが、冬のゴルフで顔色を悪く見せないためのメイクのポイントを解説します。
◆「顔色アップ」にはナチュラルな血色感がポイント
ゴルフ場では、SNS投稿のための写真を撮る人も多いことから、撮った写真を見て、自分の顔色の悪さに愕然としたことのある人もいるはず。こういった場合、多くは顔の「血色感不足」が原因です。
きちんとメイクをしていても、血色を感じさせない色使いだと、そのせいで写真映りが悪くなったり、パッと見て生気がないような印象を与えたりしがちに。しかし単にメイクに「赤」や「ピンク」を加えればいいという話でもなく、顔色と比較して「浮いたような色」に感じさせてしまうと、これもかえって顔色が悪く見えるメイクに。つまり、顔色のいいムードを出すなら、ナチュラルな血色感が
ここからは実践編!顔色を明るく見せるチークとリップの選び方について、ワンポイントで実践できるポイントをお話します。
(1)ゴルフ場で映えるチークは「ローズ」や「ピンク」
顔色を明るく見せるメイクのポイントは、王道ながらもやっぱり「チーク」と「リップ」。
ゴルフ場で映えやすいチークのカラーは、「ローズ」や「ピンク」がおすすめですが、しっくりこないと感じる人は、パーソナルカラーに沿って、イエロベースさんなら「オレンジ寄りのピンク」「レッド寄りのローズ」、ブルーベースさんなら「青みのあるピンク」「パープルピンク」を選ぶと確実です。
(2)チークは「クリームタイプ」がおすすめ
「チーク」とひとくちに言っても、パウダーからリキッドまで形状のバリエーションが豊富。
女性ゴルファーがラウンドで使うチークなら、そのなかでも「クリームタイプ」がおすすめです。リキッドを選ぶ場合も、クリームに近いテクスチャーのものが◎。
その理由としては、湿度や気温が低いときでも肌になじませやすく、粉っぽさがでないことから、ナチュラルな血色感を出しやすいことが挙げられます。メイク直しも指やスポンジなどで頬に軽くなじませるだけで済むので、プレーを始める直前など時間がないときのメイク直しで使いやすいのも好ポイントです◎。
(3)リップはチークと同系色で合わせる
顔色を明るく見せる血色感を演出するメイクなら、リップはチークと同系色、もっと言ってしまえば「まったく同じ色」で仕上げると、ナチュラルながらもしっかりとヘルシーな印象に。
最近では、チークとリップの両方に使えるコスメも増えているので、そういった製品を選ぶと、ゴルフ場に持参するポーチの中身をコンパクトにもできて便利です。
◆時短美容家が厳選!プチプラ・デパコスおすすめ2選
【1】CathyDoll(キャシードール)リップアンドチーク ヌードマットティント 各880円(税込)
2021年に日本に上陸したばかりのタイコスメ。リキッドっぽいボトルですが、テクスチャーはクリームに近く、ふわりとしたやさしい発色が特徴です。名前のとおり、マットな質感のメイクができ、リップとチークの両方に使えます。持ち運びしやすく、塗りやすい形状なので、ラウンドディのコスメにも使いやすいですよ。
【2】DIOR(ディオール)スティック グロウ 【725】 5,500円(税込)
ディオールから数量限定で発売中の「スティック グロウ【725 ローズグロウ】」は、ふんわりとティントのような色が加わる絶妙コスメ。こちらの限定カラーは、チークとして頬に使うだけでなく、唇にも使える仕様です。
さりげない血色感がプラスされ、こちらを使うだけで春らしいメイクが叶うのは、さすがディオール。控えめなカラーながらも、しっかりとヘルシーに見せる旬のメイクが完成します。
寒い日のゴルフでは、どうしても顔色が悪く見えやすいですよね。寒さを感じさせないナチュラルな血色感を味方につけて、真冬のラウンドもヘルシーな印象で乗り切っていきましょう!
並木まき/元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。ゴルフ歴15年のエンジョイゴルファー。