髪の毛のまとまりが悪いと、朝の身支度にも時間がとられますよね。ラウンドの日には、できるだけ手早くヘアスタイリングを終えて、ゴルフ場に向かいたい人も多いのではないでしょうか。
スタイリング剤を変えても満足できないときは、シャンプーを見直してみるタイミング。普段から使い慣れているシャンプーでも、今の髪の状態に合っていないと髪のまとまりが悪く感じる理由になっているかもしれません。
時短美容家の並木まきが、暑い時期に髪のまとまりが悪いと感じるタイミングでのシャンプー選びのポイントをお話します。
◆「まとまりが悪い」ならダメージケアを考えてみて!
髪のまとまりが悪いときには、単純に髪が乾燥していると思い込んでしまい「サラサラタイプ」ではなく「しっとりタイプ」を選べば解決するようにも思えますが、実は単なる“乾燥”が原因なのではなく、髪がダメージを受けていることがまとまりの悪い理由になっていることも。その場合は洗い上がりの種類を変えただけだと、なかなか思うような効果が得にくいうえにスタイリング剤のなじみも理想通りにならず、思い描いたヘアアレンジがやりにくいといったことも起こります。
特に夏のゴルファーは、屋外で紫外線を浴びたり帽子や頻繁なシャワーなどで髪への摩擦も多かったりという事情から、その分だけ髪に負担がかかっている可能性も低くありません。
まとまりを改善したいときには、早めに「ダメージケア」を意識したシャンプーに変えることが、狙ったようなまとまりのいい髪を取り戻す近道に。いつものシャンプーをダメージケア製品に変えるだけなので、特別なお手入れが必要なく時短術にもなりますよ。
◆時短美容家が厳選! 洗い上がりで選ぶヘアケアアイテム2選
気温が高い時期には、重さを感じさせない洗い上がりのシャンプートリートメントが使いやすいですよね。そこで筆者が実際に使って、軽い洗い上がりとダメージ補修に太鼓判を押すシャンプーを2選ご紹介します。
【1】軽やかさのある洗い上がりでダメージはしっかりケアしたいなら…
<オブ・コスメティックス ソープオブヘア・1-G(265ml ¥4,180)・トリートメントオブヘア・2-G(210g ¥4,180)>
さらさらの空気感をまといつつ、しっかりと髪をダメージケア。シルクとキトサン誘導体が傷んだ髪を補修して髪にハリを与えます。
髪をしっとりとさせたいけれど、ペタンとなったりベタついているように見えたりするのが苦手という人にもおすすめで、軽い仕上がりながらも艶のある髪へと洗い上げます。
筆者が実際に使ってみた感想は、シャンプーはとにかく洗っている最中の感覚も軽い!グレープフルーツの香りが、暑い日にもさわやかなバスタイムを演出します。トリートメントは重すぎないけれどしっかりと髪をケアしている深みのある使用感です。くせ毛もまとまりやすくなり、手触りもなめらかになりました。筆者と同じように「くせ毛×ダメージケアしたい」という人も使いやすいと思います。
【2】すっきりと洗い上げながら柔らかな髪を目指すなら…
<オーセンティック ビューティ コンセプト リプレニッシュ シャンプー(250ml¥3,300)同リプレニッシュ コンディショナー(250ml ¥3,300)>
メープルシロップとピーカンナッツのエキスを配合し、しっかりメンテナンスしたい髪へのホームケアにぴったりのシリーズ。からまりがちな髪を補修し、しっとりとした洗い上がりです。
筆者が実際に使ってみたところ、すっきりとした洗い心地が印象的で、洗った直後から髪が柔らかくなった気がしました。使い続けるほどに、髪が扱いやすくなったことも実感。ボリュームが減りすぎることもなく、くせ毛が落ち着きまとまりやすくなり毛先もパサつきを感じにくくなりました。
香りもよいヴィーガン製品なので、コスメにこだわりのある人にもおすすめです。
ダメージケアのシャンプーと聞くと、洗い上がりが重いものを想像するかもしれませんが、今回ご紹介した製品はどちらも軽い洗い心地が特徴です。気温や湿度が高いシーズンには、重くない洗い上がりでダメージケアしたいですよね。ラウンド後のバスタイムも、シャンプーとトリートメント選びでランクアップを狙っていきましょう。
並木まき/元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。ゴルフ歴15年のエンジョイゴルファー。