湿度が上がりジメジメとした日が増える梅雨時期は、ゴルフシーンでの身だしなみも崩れがちに。ヘアスタイリングはティーショット前にしっかり整えていても、プレーが進むうちに崩れやすい時期です。
特に「アホ毛」「うねり」「広がり」は、梅雨ゴルフにおける髪の3大お悩みと言っても過言ではないくらい、ゴルフ女子の頭を悩ませやすい課題ですよね。時短美容家の並木まきが、プレー中にできる改善策をお話します。
【1】サンバイザーから飛び出るアホ毛
プレーが進むにつれて、自分でも気がつかないうちにサンバイザーの上に見えるくらいアホ毛が出てしまうのも、梅雨の時期にはよくある残念髪です。どんなにきちんとセットしていても、動いているうちに湿度のせいでスタイリングも崩れやすくなりますよね。プレー中は屋外であることや日常生活に比べて動作が増える面から、どうしてもアホ毛が飛び出しやすいのは否めません。
<<解決策はこれ!>>
アホ毛問題を解決するなら、マスカラタイプのアホ毛専用アイテムが便利。ミニサイズなのでカートバッグにも忍ばせやすく、いざというときにお役立ちです。
ゴルフシーンで使うならば、ホールド力の高いタイプが便利。アホ毛が出やすい人は、こまめに塗り直すと◎。
それでもどうしてもアホ毛が目立ってしまう人は、梅雨の時期はサンバイザーではなく通気性の高いハットをかぶるのも安心です。
【2】プレーが進むにつれて増す「うねり」
プレーを始める前にきちんとブローをして整えていても、長時間を屋外で過ごしているうちに「うねり」が出てきてしまうのも、よくあるパターンです。
特にもともとの髪質がくせ毛だと、梅雨の時期にはかなりのうねりが出やすく、朝のスタイリングも、日によってはあっという間に崩れてしまいやすいもの。また、小雨に濡れてしまったときには、乾くにつれてパサつきも加わる“残念のダブルパンチ”に……。
<<解決策はこれ!>>
プレー中には、うねった髪を完全に戻すのは難しいので、目立ちにくくするケアがベター。うねっているうえにパサつきまで出ていると残念な印象が際立ってしまうため、一時的に残念な雰囲気をカバーするなら、ツヤを出すのが手っ取り早い方法です。
ヘアオイルをカートバッグに忍ばせておいて、うねりが出てきたら瞬時にツヤを与えましょう。これだけで、うねった髪も巻き髪のような雰囲気を出しやすく、パサつきを抑えることによって、見た目が改善できます。
【3】気付けばボンバー!「広がり」
湿度が高い環境によって、髪が広がりやすくなるのも、梅雨によくあるお悩みのひとつですよね。ゴルフシーンではダウンスタイルよりも、まとめ髪などなんらかのヘアアレンジをしている人も多いけれど、プレーが進むうちに毛先やサイドを中心に広がりが出て、スタイリングが崩れてしまう場合も少なくありません。
<<解決策はこれ!>>
重めのヘアワックスをカートバッグに忍ばせ、髪が広がってきたらワックスを塗って重さで広がりを少しでも抑えてみてください。完全に落ち着かせるのは難しくても、プレーが終わるまでの一時的なフォローになります。
ミニサイズのワックスなら、カートバッグに忍ばせてもかさばりません。ツヤが出るタイプだと、見た目的になおGOOD!
湿度が高い日のゴルフでは、予想以上に髪が残念な事態にもなりやすいですよね。
また、梅雨の時期とはいえ、降り注ぐ紫外線も相当なもの。この時期の残念髪を招かないためには紫外線対策もしつつ、お悩みに応じた一時的な対処法に備えておきましょう。髪のせいでテンションを下げることなく、プレーを続けやすくなるはず!
◆並木まき プロフィール
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。ゴルフ歴15年のエンジョイゴルファー。