進化が止まらない!最新レディスギアの魅力【2】

2019年の秋以降、新作モデルが続々発売されたレディスギア。それぞれ特色があって個性的なギアたちの魅力を、村口史子プロが試打レポート。メーカーからのイチオシポイントも聞いてみました!

◆TOUR B JGR LADY(ニューツアーB ジェージーアール レディ)/ブリヂストンゴルフ

DR (13.5度、11.5度) ¥68,000、FW(#3、#4、#5、#7)各¥36,000、HB(H4、H5、H6) 各¥31,000、アイアン(#7〜9、PW、SW) ¥106,000、単品(#6・特注、AW) 各¥21,000、シャフトフレックス L、A

◆やさしく飛ばしたい派、しっかり飛ばしたい派の2タイプ

ハンサムな見た目、商品名に「TOUR」とついてはいるけれど、全番手徹底的にやさしさを追求した女性専用設計。魅力は非力でもラクに振れる軽量13.5度のL、ある程度力があり、しっかり振りたい人向け11.5度のAからドライバーを選べること。アイアンは、反発力が高い飛び系アイアン。とくに、アプローチやバンカーなど、女性が苦手なグリーン周りの成功率がぐんと上がる設計にこだわったウェッジにも注目です。

◆試打インプレッション「とてもやさしく飛ばせます。シャフトのしなり感も魅力」

「ヘッドが丸く、構えたときの安心感があります。ヘッドの返りがいいのでスライスも出にくく、飛距離が出るでしょう。シャフトがやわらかく、かつ粘りもあるのでタイミングが取りやすいのもいいですね。グリップが細めなので、手の小さい女性でもしっかり握れるやさしいクラブです」

◆maker’s Voice「ラクにしっかりつかまるこだわりのシャフト設計」

「前作から、“かっこよくて飛びそう”と好評の『エアスピーダー』を、インストラクターの声を生かした専用設計に。インストラクターが『人をダメにするシャフト(笑)』というくらい、やさしくしっかり振れる、飛ばすためのシャフトです。軽量のL、Lより長めで重めのA。それでも物足りなければ、メンズのRも装着できますよ」クラブ企画部 和田梢さん

◆NEW egg 5500 /NEW SUPER egg 480(ニュー エッグ 5500/ニュー スーパー エッグ 480)/プロギア

NEW egg 5500 (11.5度、10.5度) ¥75,000、NEW SUPER egg 480(ルール適合外)(11.5度、10.5度) ¥120,000、シャフトフレックス M-30(L) 、M-35(R2) 、 M-37(R) 、M-40(SR)  ボール/1ダース¥6,000

◆とにかく人より飛ばしたい!飛距離重視派に

圧倒的な飛距離で話題の「egg」の新モデル「5500」。コンセプトが「no Limit(限界はない)。no age(年齢は存在しない)。No gender(性別はない)。no wall(壁はない)。」というように、すべての人がターゲット。もっと飛ばしたい人のための、ルール適合外「NEW SUPER egg 480」もラインナップ。「NEW SUPER egg」ボールとの組み合わせでさらなる飛距離が手に入るとか。体験せずにいられない⁉

◆試打インプレッション「重めヘッドとつかまりのよさ。M-30なら女性も飛ばせる」

「ヘッドは男性と共通なので、打感がかなりしっかりしていて、重さも感じます。とはいえ重量バランスがとてもよく、私好み。M-30シャフトなら、ある程度パワーのある女性なら振れるでしょう。ヘッドが重いということは、飛ぶということ。つかまりもいいので、絶対に右に行かない。飛ばせる要素が満載です」

◆maker’s Voice「ヘッドが自然にターンするので誰でも飛ばせる!」

「『NEW egg 5500』の最大の特徴は、業界ナンバーワンを誇る重心角度です。重心角度とは、クラブを置いたときのフェースの傾きの角度。大きいほどインパクトでフェースが返りやすく、やさしくボールをつかまえられます。平均的な角度が23度に対してeggは37度。そのやさしさを実感してください」広報 川越洋志さん

撮影/相田克己 エディター/たかはしよし子 撮影協力/初石サンシャインゴルフ