◆4日間トータルでアンダーパーはたったのふたり。
難コースとの戦いになった今年の日本女子オープンゴルフ選手権(9月29日~10月2日・紫カントリークラブ すみれコース)。最終日、6バーディ・2ボギーの会心のゴルフで優勝を遂げた勝 みなみプロでさえも、4日間トータルでは3アンダー。2位の申ジエプロは2アンダー、そして3位タイの西村優菜プロ、山下美夢有プロ、吉田優利プロの3人はイーブンパー。
最終日、勝プロのバーディラッシュに迫る勢いで追い上げたのが西村プロです。この日、西村プロがパーオンしたホールは9/18、パーオン率50パーセント。ナイスショットを打ってもパーオンをはばむ難コースとの戦い。
優勝した勝プロが14/18でパーオン率でもトップだったことを見れば、西村プロの奮闘ぶりがうかがえますが、その勝負強さを支えたのはウェッジでした。
西村プロが使用するウェッジはキャロウェイ『JAWS RAWウェッジ』。
「繊細さが求められるアプローチですが、『JAWS RAWウェッジ』を使い始めてさらに精度が高まった感じがします」と西村プロが話すとおり、試合に投入した直後のニッポンハムレディスクラシック(7月7~10日・桂ゴルフ倶楽部)では今季2勝目を挙げました。
初めて『JAWS RAW』を打ったときのことを、「ボールの食いつきがすごくて、スピンの性能に驚きました。ソールの抜けがいいけれど、抜けすぎる感じがなく、ショットのイメージが描きやすいところもいいですね」と、振り返ります。
『JAWS RAWウェッジ』は“RAW”(「生の」「原料のまま」の意味)という名前が表すとおり、キャロウェイ独自の溝「37Vグルーブ」をノーメッキで仕上げたモデル。鋭いエッジの利く“生溝”が、噛みつくような強烈なスピン性能を発揮します。
「グリーンエッジからの下りラインなど以前はパターで打っていたところも、『JAWS RAW』なら自信を持ってショットできるようになりました。シビアなシーンでも、しっかり振れるようになったと思います」と西村プロ。
強烈なスピンが安定してかかるからこそ、緊張を呼ぶ場面でもプレッシャーを感じることなくしっかり振れるのです。
今季残り6試合。グリーン周りでの勝負強さを発揮して、初の女王戴冠となるか。スタンレーレディス終了時点で西村プロはメルセデスポイントランキング4位、賞金ランキングでも4位です。
PROFILE/西村優菜 2000年8月4日生まれ、大阪府堺市出身。アマチュア時代は同年代の安田祐香、古江彩佳とともにナショナルチームで活躍。2020年樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメントで初優勝
『JAWS RAWウェッジ』は、「グリーン周りやバンカーショットでも、イメージ通りに打つことができます。自信を持ってアプローチショットに臨んでほしいですね」と西村プロがいうように、多くのツアープロが信頼を寄せています。
西村プロが使用する 『JAWS RAW ウェッジ』はメンズモデルですが、今年8月には待望の女性用本格モデル『JAWS RAW ウィメンズ ウェッジ』がラインアップしました。軽量シャフトを採用、アプローチに自信がない女性でもやさしく、“お上手スピン”が出ると話題です。
キャロウェイ「JAWS RAW Women’s ウェッジ」
ヘッド素材/製法:軟鉄鋳造 ヘッド仕上げ/クロム(フェース:ノーメッキ) ロフト(°)/50、52、54、56、58 価格/¥29,700 ※54のみ11月発売予定
問い合わせ先/キャロウェイゴルフ ☎0120-300-147
「JAWS RAW Women’s ウェッジ発売記念フェス」には、上田桃子プロ、柏原明日架プロが登場!
ボールがフェースに乗りやすく打感もソフト。バックスピングでギュルギュル止まる!
アプローチはスコアメイクのカギとなるだけに、悩める女性ゴルファーの救世主になるはず。ぜひチェックしてみてください。
撮影/佐々木啓(人物)、村上悦子(静物) エディター/相田英子