ゴルフ仲間との会話のきっかけや、自慢できるような小ネタをお届けしている「ブランド雑学」。今回は、ヨーロッパブランドをルーツにする2つのブランドをご紹介します!
◆CASTELBAJAC(カステルバジャック)
ポップでグラフィカルなデザインが人気のカステルバジャック。ゴルフウェアとしてのカステルバジャックは、パリ・コレションブランドの『JC de CASTELBAJAC』のスポーツラインとして、1989年にスタートしました。
ウェアやアイテムに大胆に使われているブランドのシンボルデザインは、デザイナーの「ジャン・シャルル・ドゥ・カステルバジャック」氏自身の名前イニシャル、“JCC”を組み合わせたものに王冠と楕円を合わせたもの。
実は、このシンボルは「KAMON(家紋)」と名付けられているんです。カステルバジャック氏は、大の宮本武蔵ファン! 日本文化への造詣も深く、このシンボルが日本の家紋に似ていることから、彼自身が「KAMON」と名付けたそう。世界的に活躍するデザイナーが日本フリークと聞くと、なんだか嬉しくなりますね。
◆ARCHIVIO(アルチビオ)
もう一つ、ヨーロッパブランドがルーツのブランド「アルチビオ」。ラグジュアリー感とトレンド感たっぷりで、カラフルな色使いも人気です。
「アルチビオ」は、イタリア生まれの「ピッコーネ」から派生したブランド。ピッコーネのキャラクターである司祭の名前は実は「アルチビオ」さんだったのを皆さんご存じでしょうか。上記のロゴにも、“隠れ司祭”が。どこに司祭がいるのか、わかりますか?
誕生は、2009年。英語の「archive(アーカイブ)」→イタリア語で「archivio」。意味は「記録」で、その名の通り、記録や記憶に残るブランドにしたいと名付けられたそう。イタリア語での正しい読みは「アルキビオ」ですが、語感が良い為「アルチビオ」になりました。
アルチビオはレディスウェアからスタートしたため、レディスウェアのイメージが強いですが、メンズラインもあり、メンズはロゴもよりクールに。契約プロも着用しているのでチェックしてみてくださいね。
以上、今回は、ヨーロッパブランドに繋がりのある2つのブランドから、ロゴにまつわるストーリーをご紹介しました。次回はどのブランドが出てくるか…お楽しみに!
◆REMIQUESTプロフィール
REMIQUEST/ライター。学生時代に家族の影響でゴルフを始め、一応大学ゴルフ部出身。スコアはイマイチだけれど、先輩に叩き込まれたマナーとプレーファストは今も健在。男2人のママ。出産後はなかなかゴルフができてないのが悩み。子どもに将来養ってほしいと、稼ぐゴルファーにすべく、密かに企み中。