先日開催された『ミネベアミツミ・レディス北海道新聞カップ』最終日は、03年生まれ、いわゆる“ダイヤモンド世代”と呼ばれる世代の3名が最終組で熱い戦いを繰り広げました。川﨑春花プロがトーナメントレコードを更新し、圧巻の強さで優勝。お互いを讃えあいながら自分のプレースタイルを貫く姿勢は、それぞれのファッションにも通じていたように思います。今回ご紹介するのは、3人それぞれの魅力が表れたオリジナリティある今どきのコーディネート。ダイヤモンド世代3名のゴルフファッションをぜひ参考にしてくださいね。
【川﨑春花プロ】毎日変わる華奢ピアスあわせで上品フェミニンに
シンプルなコーディネートに少しのフェミニンさを加えた上品な着こなしを得意とする川﨑プロは、コーディネートにあわせて4日間、毎日ピアスを変えるという細やかな小物使いで魅せてくれました。決して目立つわけではなくとも、自分なりに変化を楽しむアレンジ力は、おしゃれ上級者だからなせるワザと言えるでしょう。
◇DAY1/クールな印象のモノトーン柄モックネックシャツと華奢なバタフライモチーフのピアスをあわせ、さりげなく上半身映えするスタイル。
◇DAY2/ネクタイ風デザインのポロシャツに丸型ピアスをあわせた、マニッシュな雰囲気のコーディネート。ポロシャツの袖口には透け素材を使用いるワザありデザインがイマっぽい。
◇DAY3/赤×ベージュのカジュアルスタイルに、クラス感のあるL字フープピアスをあわせた着こなしで上品な印象に。ドルマンショルダーのモックネックシャツは、肩のラインがなだらかで女性らしさもアップ!
◇DAY4/スイングのたびに見え隠れするスヌーピーのモックネックシャツに、ハーフムーン型のピアスをあわせたキュートな雰囲気のコーディネート。全身をベーシックカラーでシックにまとめているため、上品で洗練感をも感じさせる着こなしでした。
【櫻井心那プロ】ウエストマークを意識したスタイルアップコーディネート
スタイルアップを意識した着こなしのなかに、カラフルな色を積極的に取り入れるスタイルが“ここな流”コーディネート。今大会ではポップな色のベルトを使いウエストを目立たせることで、腰位置を高く見せるというスタイルアップ術が際立っていました。アンクル丈のソックスを合わせることで美脚を意識しているところも◎!
〈尾関彩美悠プロ〉キレのあるミニマルスタイルがおしゃれ!
ダイヤモンド世代から人気のある、シンプルを極めたミニマルコーディネートが得意な尾関プロ。コーディネートを2色以内にまとめることが多く、小物やアンダーシャツもそれにあわせるというこだわりが“おぜあみ流”の着こなし方。よく見るとゼブラやグリッド柄を使用していますが、そこも同系色に馴染ませ、シンプル見せに徹底しているところに潔さを感じます。
コーディネート解説/スタイリスト 高橋裕美
各女性ファッション誌、広告、カタログで活躍中。趣味で始めたゴルフに熱中していたところ、ゴルフファッションにも興味を持ち、レジーナと出会う。レジーナでは表紙、ファッションページを担当しており、リアルかつファッショントレンドをうまく取り入れたコーディネートが読者からも強く支持されている。
写真/Getty Images