宮崎カントリークラブで開催された女子プロゴルフ最終戦『JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ』では、桑木志帆プロが4日間首位を守り、完全優勝を果たしました。多くの選手が大会のシンボルカラーである“赤“を取り入れたウェアを着こなし、コースはひときわ華やかに。さらに色選びだけでなく、それぞれにインパクトあるコーディネートを纏うことで、最終戦にふさわしい華やさを演出して観客の心を掴んでいました。
今回は女子プロゴルフ最終戦で見つけた、インパクトあるコーディネートをご紹介します。
【桑木志帆】最終戦で魅せた“クワシホ”流の柄アレンジ
大胆な色や柄アイテムを臆することなく着こなしてしまう桑木プロ。最終戦でもそのアレンジ力は健在で、インパクトのある柄アイテムを“クワシホ”流のアレンジで着こなしていました。大会2日目は、アメリカンコミック風の柄ポロシャツをシンプルなミニスカートと組み合わせ、そこへポップなネオンカラーのソックスを差し色にした上級おしゃれな着こなしに。最終日は、赤トップスに星柄パンツを合わせ、チャンピオンジャケットを意識したかのようなコーディネートで登場。見事にチャンピオンジャケットとも好相性でした。
【岩井明愛・千怜】ファンサービスも完璧な双子コーディネート
大会3日目に会場を盛り上げたのが“岩井ツインズ”。2サムプレーでは初めての組み合わせとなり、それだけでも注目度が高いにも関わらず、両プロはファンサービスを考え“双子コーディネート”で登場し、スタートホールでは歓声が湧き上がるほどでした。定番カラーでまとめたトリコロール配色のコーディネートは、決して派手ではないけれど、2人でお揃いにすることでインパクトのある着こなしになります。ペアマッチやコンペなどでパートナーとトライしてみては!?
【蛭田みな美・新垣比菜】知的カラーで上品なインパクトを
派手な色柄アイテムを取り入れなくともインパクトコーディネートは成り立ちます。華やかで知的な印象のパープルは、クリーンな雰囲気を底上げしてくれるインパクトカラー。新垣プロは、ポロシャツと柄スカートを同系色であわせ、遠くからでも存在感のある色リンクコーディネートが洗練スポーティな雰囲気でした。蛭田プロはパープル×ライトグレーの配色で落ち着きがありながらも、スカートの裾プリーツデザインでほんのり可愛らしさを加えた、大人可愛い着こなしでした。
コーディネート解説/スタイリスト 高橋裕美
各女性ファッション誌、広告、カタログで活躍中。趣味で始めたゴルフに熱中していたところ、ゴルフファッションにも興味を持ち、レジーナと出会う。レジーナでは表紙、ファッションページを担当しており、リアルかつファッショントレンドをうまく取り入れたコーディネートが読者からも強く支持されている。
写真/Getty Images