女性ゴルファーのみなさまこんにちは。スタイリストの高橋裕美です。先日閉幕した国内女子ツアー「アース・モンダミンカップ」ではオンライン放送もあり、まるで現地で観戦しているような臨場感も。なかなか見ることができないプロたちのゴルフファッションを細かなところまでチェックできて、普段とは違う楽しみを見出すことができました。
実際に試合でプロが着ているコーディネートには、私たちにもマネできそうなヒントがいっぱい! トレンドもうまく取り入れている女子プロたちのコーディネートをぜひチェックしてみてくださいね。今回は、今年らしいモックネックやグラフィカル柄を取り入れた3選手のコーディネートをご紹介していきましょう。
【渡邉彩香・臼井麗香・稲見萌寧・葭葉ルミ】女性ゴルファーがマネしたくなる「セットアップコーデ」の極意をスタイリストが伝授!
【渋野日向子プロ】トレンドのモックネックトップス、シブコが選んだ色は?
今シーズンのマストアイテムともいえる「モックネック」のトップス。皆さんはもう手に入れましたか? 私は地味色好きなので手堅く、白と黒をセレクトしました。白は少しオーバーサイズを選びスポーティに、黒はコンパクトサイズにして、少し甘めのボトムを合わせ、スポーティフェミニンなテイストで着ようと思っています。
さて、今回の試合でも多くのプロがモックネックコーデをしていましたが、渋野日向子プロも2日目に着用していましたね。
彼女は選んだ色は白。ロゴに使われている色をボトムとリンクさせて、爽やかなコーディネートにしていました。
夏にゴルフ場に映える白のウェアはシンプルなデザインでも十分に華やかなので、まだ持っていない方はぜひ白からトライしてみてください。今は1枚で着て、秋になったらレイヤードして、冬になったらインナーに、と3シーズン着られるのも魅力的ですよね!
【河本結プロ】【田中瑞希プロ】キャロウェイのグラフィカル柄でグリーン映えをねらう!
ゴルフ場がどんどん色濃くなってくると、それに負けないくらいの色や柄のウェアを着たくなるのは私だけでしょうか(笑)
夏のゴルフウェアでは、リゾート柄やフルーツ柄が多くなるのですが、今シーズン注目しているのがグラフィカル柄。
とくにキャロウェイアパレルのグラフィカル柄は、レトロな雰囲気とパキッとした配色バランスの良さがオススメです。総柄のものは遠くからでも華やかで、身体のラインもごまかしてくれるので、少しタイトシルエットのものを選んだほうがスッキリして見えます。
河本プロはイエローにパンツと合わせてカッコよく、田中プロはネイビーと合わせてシックに、と同じ柄でも合わせる色によってテイストが変わってくるんですね。
柄アイテムは案外コーディネートがしやすいので、ワンツーコーデになる夏ゴルフスタイルには欠かせないアイテムなのでは♪
◆いかがでしたでしょうか?
夏ゴルフでは日焼けする派、絶対に焼かない派に分かれると思いますが、どちらの人にも共通していえることは、配色バランスを意識することで、グッとオシャレ感が高まるということ。
インナーやソックスなど、細かなところまで色リンクを意識しているプロのコーディネートには、おしゃれのヒントがたくさん隠されています。次回の試合でもぜひすみずみまでチェックして、夏のゴルフコーデの参考にしてみてくださいね!
◆ 教えてくれたのは/スタイリスト 高橋裕美さん
各女性ファッション誌、広告、カタログで活躍中。趣味で始めたゴルフに熱中していたところ、ゴルフファッションにも興味を持ち、レジーナと出会う。レジーナでは表紙、ファッションページを担当。リアルかつファッショントレンドをうまく取り入れたコーディネートが読者からも強く支持されている。最近はゴルフ旅行以外に、0泊弾丸食い倒れ台湾旅にもハマり中。