女性ゴルファーのみなさま、こんにちは。スタイリストの高橋裕美です。先日開催された「伊藤園レディス2020」では、またもや新世代・古江彩佳プロが優勝! 大混戦のなかで最後まで粘り強いプレイができる集中力は、ベテランプロのような気迫がありました。
そしてもうひとつ注目したのが、ゴルフウェアのコーディネート。古江プロはプレイ中半袖でしたが、表彰式ではきちんとニットを着ていました。プロにとっては当たり前の事かもしれませんが、そのような場所できちんとしたコーディネートを意識することだけでなく、写真映えにも気を遣うところにプロ意識の高さを感じました。注目されるときの“映え”意識はとても大切なことで、それがオシャレに見せるポイントでもあります。
そして、その意識の高さを常にキープしているのが韓国プロたち! どんなときもかわいさとオシャレを意識して“魅せる”ことのセルフプロデュース力は抜群です。今回はその韓国プロたちのコーディネートに注目してみました!
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【キム・ハヌル/ユン・チェヨン】自分に似合うを知っている!
最終日、同じ組でまわっていた、キム・ハヌル、ユン・チェヨンプロは2人ともミニスカコーデでした。
キム・ハヌルプロはスリットからプリーツがチラッと見えて、さりげないカワイらしさが好印象。モックネックのリブニットは上半身をスッキリ見せてくれるのでスカートとのバランスも◎
ユン・チェヨンプロはタイトめのAラインスカート&モックネックカットソーで全身をスッキリとバランスよく仕上げていました。
それぞれが自分の体型バランスに似合うものを選ぶことができると、それだけでオシャレ度はアップします。
【キム・ハヌル】テイスト合わせがオシャレのカギ!
毎試合オシャレコーディネートを披露してくれるキム・ハヌルプロは、自分の見せ方をよく知っていますよね。トレンドだけにとらわれず、自分なりのオシャレを楽しんでいるから、自然とコーディネートの完成度は高くなります。
ウェアに合わせて、小物のテイスト合わせ、ヘアスタイル、リップの色にまで気をつけているところはぜひマネしたいポイントです。かわいいウェアを着ることだけでなく、ヘアやメイクにまで統一感を出すことができれば洗練感は一気に高まります。
【ぺ・ソンウ プロ】アスリートフェミニンてこういうこと!
韓国プロのゴルフコーディネートで印象的なのがタイトフィットなシルエットバランスですよね。しっかりと鍛えられた体型だからこそ似合うものではありますが、そこまでしなくてもマネできる方法があるんです。
ぺ・ソンウプロのようにニット&スカートのワンツーコーディネートはまさしくマネしやすいコーディネート例。シンプルなコーディネートだとそれだけでアスリート感が出るので、ほんの少しのフェミニンさをプラスするとアスリートフェミニンスタイルは完成。
ただし、ネック部分のコンパクトさ、スカートとの配色など、細かな部分に気をつけた方が良いでしょう。
【イ・ボミ プロ】大人かわいいバランスはこの人がお手本!
韓国プロのオシャレ代表といえばやはり、イ・ボミプロ。小柄なのにバランスがいい見せかたを熟知しているの彼女は、ゴルフファッションにおいてまさしくお手本的な存在です。
最終日に見せてくれたコーディネートは、ポロシャツ&ニット&ミニスカ、というゴルフファッションでは王道アイテムですが、配色の組み合わせがなんといってもオシャレでした。自分に似合うアイテムは崩さずに、配色だけでオシャレに見せることができれば、コーディネートが案外、簡単に感じるにのではないでしょうか?
さて、今回の韓国女子プロのファッションチェックはいかがでしたか? 自分なりの鉄板コーディネートを決めておくと、買い足すアイテムが明確になり、コーディネートに幅が広がるかもしれませんね!
コーディネート解説/スタイリスト 高橋裕美
各女性ファッション誌、広告、カタログで活躍中。趣味で始めたゴルフに熱中していたところ、ゴルフファッションにも興味を持ち、レジーナと出会う。レジーナでは表紙、ファッションページを担当しており、リアルかつファッショントレンドをうまく取り入れたコーディネートが読者からも強く支持されている。最近はゴルフ旅行以外に、0泊弾丸食い倒れ台湾旅にもハマり中。