【リコーカップ】女子プロの最旬ゴルフコーデ術をマネすれば、温かくおしゃれに♪

みなさまこんにちは、スタイリストの高橋裕美です。先日、JLPGAトーナメント最終戦である『ツアーチャンピオンシップリコーカップ』が幕を閉じました。2020-2021年シーズンは無観客開催となった試合が多くありましたが、今回は観客を動員しての開催。ゴルフファンにとってはうれしい試合となったのではないでしょうか? かくいう私もそのひとりです。今回は、賞金女王争いにも注目の集まった最終戦・2日目の様子を中心に、女子プロの最旬ゴルフファッションをスタイリスト目線でお伝えしていきたいと思います!

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女子プロが実践!プレー中の温度調節方法

渡邉彩香プロ(Getty Images)
原英莉花プロ(Getty Images)

大会2日目は見事な晴天で、まさしくゴルフ日和となりました。ただ、朝は肌寒く、午後は20℃近くにもなる気温差だったので、温度調節が難しそうでした。多くのプロは、ショット時にアウターを脱ぎ、移動ではアウターを着る、というように、こまめな脱ぎ着を繰り返し、気温の変化に柔軟な対処をしていました。あたりまえの事のようですが、そのこまめさが大切なんですね!

アウターを脱ぎ着してもコーディネートの印象を変えないためには、合わせアイテムと同系色のアウターを選ぶのが◎。原英莉花プロ、渡邉彩華プロはそのアレンジがとてもステキで参考になりました。

気温変化が激しいシーズンでは、ジップアップアウターやダウンベストのように、脱ぎ着が簡単なアイテムを持っておくと便利なのでは。

ニーハイよりもハイソックスが熱い?

小祝さくらプロ(Getty Images)
吉田優利プロ(Getty Images)
古江彩佳プロ(Getty Images)

これまではニーハイソックス&ミニボトムの組み合わせが、定番コーディネートだったのですが、最近の女子プロはハイソックス&コンパクトボトムが主流となっているようでした。ハイソックスはとくに小柄の人にオススメで、タイトフィットなコンパクトボトムと合わせることで、下半身がスッキリと見え、スタイルアップにも効果的なんです。

小祝プロ、古江プロ、吉田プロのように、コーディネートの色とリンクさせれば、さらにバランスが整うでしょう。

シックカラーでも存在感大!

大里桃子プロ(Getty Images)
上田桃子プロ(Getty Images)

今シーズン、最も目立った色といえば“黒”! これまでのゴルフファッションにおけるベーシックカラーは、断然ネイビーの印象が強かったのですが、今シーズンは黒をベースとしたモノトーン配色のコーディネートを着ているプロが急増したように感じました。

上田プロ、大里プロのようにモノトーンだからといって地味ではなく、光沢素材やロゴデザインなどが効いたアイテムを取り入れる事で、今っぽいコーディネートとなり、充分な存在感をアピールできるはずです。

女子プロのゴルフファッションを見ても分かるように、最近ではゴルフウェアのバリエーションがとても増え、コーディネートの楽しみ方も多種多様に。普段はなかなか取り入れることのできないアイテムや、カラーにトライしてみることで、自分に似合うゴルフファッションの幅をもっと広げることができますよ♪

コーディネート解説/スタイリスト 高橋裕美

各女性ファッション誌、広告、カタログで活躍中。趣味で始めたゴルフに熱中していたところ、ゴルフファッションにも興味を持ち、レジーナと出会う。レジーナでは表紙、ファッションページを担当しており、リアルかつファッショントレンドをうまく取り入れたコーディネートが読者からも強く支持されている。最近はゴルフ旅行以外に、0泊弾丸食い倒れ台湾旅にもハマり中。

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