夏ラウンドに大活躍するミニ丈ボトム。それに合わせるソックスとのバランスに悩む人も多いのではないでしょうか。素足を露出することに抵抗がある女性でも、暑さが厳しい時期のラウンドではその選択肢から逃れられない場合もありますよね。
先日開催された『大東建託・いい部屋ネットレディス』では、最終日最終組の3選手がそれぞれ、自分に似合う“ミニ丈ボトム×ソックス”を選び、美脚効果を発揮していました。
今回は、アマチュアゴルファーでも真似しやすい“ソックスの合わせ方”による美脚テクをご紹介します。
◆【山下美夢有プロ】がっちりをカバーするミドル丈ソックス
この大会後にパリ五輪へ向かう山下プロ。前週にフランスでの試合(アムンディ・エビアン選手権)を戦ってきたにも関わらず、疲れを一切感じさせないキレのあるショットと、攻めの姿勢で4日間ボギーフリーを貫くというナイスプレーでした。
山下プロの最終日コーディネートはネオンイエローの長め丈ショートパンツにミドル丈ソックスの組み合わせ。トレンドアイテムを取り入れた、スポーティで今っぽい着こなしでした。
ミドル丈ソックスは脚の細い部分が隠れるため、太い箇所とのメリハリが少なくなり美脚効果に繋がります。太ももまでの長めショートパンツと合わせればがっちり見えがちな部分もカバーされ、すっきり見えるのがポイントです。
◆【三ヶ島かなプロ】脚長効果を発揮する、くるぶし丈ソックス
精度の高いアプローチショットでナイスプレーを披露していた三ヶ島プロ。最終日のコーディネートはマイクロミニ風のショートパンツとくるぶし丈ソックスの組み合わせで、スラリとした脚の長さが強調されていました。
ノースリーブのモックネックシャツを合わせることで全身のシルエットがコンパクトにまとまっているため、ソックスはくるぶしが見えるほど露出度を高めた方が美脚見えには効果的なのです。
ポイントは、足首にさりげなく輝くアンクレット。上品おしゃれな雰囲気に仕上げるのが三ヶ島プロ流です。
◆【川﨑春花プロ】美しさにこだわるショート丈ソックス
72試合最少ストローク（パー72）を更新し、2試合連続優勝を果たした川﨑プロ。今大会の最終日は、淡いグレーのポロシャツと清潔感のある白スカートを合わせたグラデーション配色が上品な着こなしでした。
Aラインスカートにショート丈ソックスを合わせることで、太ももの窪み部分からふくらはぎにかけてストレートラインを強調するため、美脚効果は絶大。ハイウエストのミニスカートにベルトでウエストマークをすることで、下半身の長さを強調させたスタイルアップバランスもぜひマネしたいポイントです。
コーディネート解説／スタイリスト 高橋裕美
各女性ファッション誌、広告、カタログで活躍中。趣味で始めたゴルフに熱中していたところ、ゴルフファッションにも興味を持ち、レジーナと出会う。レジーナでは表紙、ファッションページを担当しており、リアルかつファッショントレンドをうまく取り入れたコーディネートが読者からも強く支持されている。
写真／Getty Images
