米女子ツアープロが着用! 冬ラウンドまでに手に入れるべき“ベスト”4選

ゴルフに最適なシーズンが到来し、ラウンド回数が増えている人も多いのではないでしょうか。1日の中で寒暖差が大きくなるこの季節のラウンドには、半袖からダウンベストまでさまざまなアイテムが必要になることも。今のうちに旬な冬アイテムにも目をつけておきたいところです。

そこで今回は、動きやすくて長く活用できる“ベスト”に注目してみました。今年8月に行われた『全英女子オープン2024』で選手が着用していた、最旬ベストをご紹介します!

【チャーリー・ハル】カッコ可愛いショート丈ベスト

ファッショントレンドでもあるショート丈ベストをカッコ可愛いく着こなしていたチャーリー・ハル選手。まるでハリウッド女優のような風格がゴルフファッションにも現れています。

チャーリーがセレクトしたベストは、異素材合わせでウエストまでのショート丈のもの。着たときのコロンとしたシルエットが新鮮で、可愛らしさも兼ね備えたアイテムです。その印象を際立たせるために、インナーとボトムはぴったりしたタイトフィットのものを選び、カッコよさと可愛らしさがテイストミックスされたいまっぽい着こなしに仕上がっていました。

【ネリー・コルダ】スパイシーカジュアルに着こなすミリタリーカラー

ゴルフシーンだけでなく、OFFシーンのコーディネートもおしゃれで、ファッションセンスの高さでも注目を集めているのがネリー・コルダ選手。ネリーが選んだのは着丈の長いカーキ色のベスト。シンプルなデザインでありながら、レイヤード調のカッティングやメンズライクなボックスシルエットが存在感のあるアイテムです。ラフに見えがちなカーキ×黒のミリタリー配色が洗練されて見えるのは、ネリー流の着こなし技が効いているから。ポンポン付きニット帽やツインテールのヘアアレンジなど、どこかに少量のキュートさをプラスすることで、着こなしによりシャープさが際立ち、モード感のあるスパイシーカジュアルが完成します。

【申 ジエ】着やせ効果を発揮する太ボーダーベスト

日本ツアーでも圧倒的な強さで存在感がある申ジエ選手。シンプルアイテムを使用したミニマルコーディネートが多い彼女が、この時は珍しくボーダー柄をチョイスしていました。メリハリのある太いピッチのボーダー柄は遠くからでもインパクトがあり、シンプルな着こなしに加えるだけで簡単におしゃれ感がアップする便利アイテム。太ボーダーの印象が強いため、着こなしにメリハリがつき体型カバーにも効果的です。

【リン・グランド】ビッグシルエットでこなれ感アップ

今大会のなかで圧倒的におしゃれなコーディネートを披露していたのが、リン・グランド選手。ビッグシルエットのベストに、レギンスのようなスキニーパンツを合わせたヨギー風カジュアルスタイルは、ゴルフファッションの概念を吹き飛ばすほどインパクトのあるコーディネートでした。そこへハイカットのゴルフシューズを合わせることで、こなれ感のある上級おしゃれな着こなしに。ビビットなインナーの差し色や、モコモコのイヤーマフなど、着こなしのアレンジ技も真似してみたくなるポイントです。

コーディネート解説/スタイリスト 高橋裕美

各女性ファッション誌、広告、カタログで活躍中。趣味で始めたゴルフに熱中していたところ、ゴルフファッションにも興味を持ち、レジーナと出会う。レジーナでは表紙、ファッションページを担当しており、リアルかつファッショントレンドをうまく取り入れたコーディネートが読者からも強く支持されている。

写真/ALBA Net、Getty Images

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