JLPGAツアー「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」 の開催コースである「マスターズゴルフ倶楽部」は、“グリーン×ホワイト”を基調としたクラブハウスを持つゴルフ場。この名称と配色で、ゴルフファンならばPGAツアー“マスターズ・トーナメント”のグリーンジャケットを思い浮かべてしまうかもしれませんね。今年の「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」は、偶然か必然か、そんな“マスターズ配色”のコーディネートがひときわ目立っていました。洗練されたスポーティスタイルを早速チェックしていきましょう！
【畑岡奈紗】ライン入りパーカーの縦ラインがポイント
今シーズン国内ツアー初参加の畑岡プロ。さすがのワザありプレーで会場を盛り上げた最終日のコーディネートは、パーカー×細身パンツの組み合わせ。パーカーのラインデザインが、パンツと色リンクしており、シャープが際立つ縦ラインを強調した着こなしに。
【山下美夢有】キチンと見えするスエットの着こなし技
山下プロは半袖のスエットトップスとタイトスカートをあわせたスポーティスタイル。カジュアルに転びがちな霜降りトップスをスカートにインして、太ベルトでウエストマークした着こなし方でキチンと感をキープ。さらに、グリーンジャケットを思わせる“マスターズカラー”なスカートは下半身が引き締まって見えるため、スタイルアップにも効果的です。
【堀琴音】変形襟アイテムが新鮮なレイヤードスタイル
堀プロはニットベストと変形襟のモックネックシャツとの新鮮レイヤードスタイル。ブランドロゴがY字にデザインされたニットベストは、フロント部分が重なっているように見えるワザの効いたアイテム。そのインナーに合わせたモックネックシャツは、シャツ襟のように見えるバイカラー仕様で、Vネック同士のレイヤードが新鮮な着こなしでした。
【山路晶】ベーシックアイテムが配色で新鮮に
ベーシックなポロシャツ×プリーツスカートの定番アイテム同士の組み合わせも、マスターズ配色を選ぶことでトレンド感のある新鮮な着こなしに激変します。山路プロはポロシャツをグリーン、それ以外のアイテムをホワイトでまとめており、ユニフォームライクな着こなしがレトロな雰囲気で、こなれカジュアルな印象に仕上がっていました。
コーディネート解説／スタイリスト 高橋裕美
各女性ファッション誌、広告、カタログで活躍中。趣味で始めたゴルフに熱中していたところ、ゴルフファッションにも興味を持ち、レジーナと出会う。レジーナでは表紙、ファッションページを担当しており、リアルかつファッショントレンドをうまく取り入れたコーディネートが読者からも強く支持されている。
写真／Getty Images
