【辻梨恵プロに聞きました】ゴルフの時のジュエリー、どう選べばいい？

ゴルフの時にどんなジュエリーを選べばいい？　ベルギーのジュエリーブランド「Hulchi Belluni（フルーチ・ベルーニ）」のジュエリーを愛用し続ける辻梨恵プロにお話を聞くために、ベルギー大使館で行われたパーティにお邪魔しました。

辻梨恵プロがゴルファーのジュエリーコーデをレクチャー

まず決めるのは地金の色から

プロフィール　つじ・りえ／中学1年生で父に勧められてゴルフを始めるとメキメキ上達。169cmの恵まれた体も手伝って、埼玉栄高校では同期の渡邉彩香らとともに全国高校選手権で団体優勝した。15年にプロテスト合格。生涯獲得賞金は1億20,98万4,740円（2022年1月時点）。大和証券所属。

――ジュエリーとゴルフウエアをコーデするとき、何から決めますか？

「ゴルフのコーデにジュエリーを合わせる時、多くの方がそうだと思いますが、ジュエリーの地金の色で合わせます。赤やイエロー、ピンクなど暖色系のウェアの日はゴールド、ブルー系やモノトーン系のウェアはシルバーやプラチナ、という感じですね。でも、個人的におすすめなのはピンクゴールドです。どんな色にも合わせやすいし、高級感があるのにかわいさもあって、女性ゴルファーにぴったりだと思いますよ」（辻プロ・以下同）

プレー時のジュエリーはスイングの邪魔にならないように注意

辻梨恵プロのジュエリーコーデ — ピアスのデザインはフィニッシュで邪魔にならないように。バングルはグローブを着ける左手に着ければ、パッティングの際も気になりません

――ジュエリーを着けてゴルフする際の注意点はありますか？
「リングとピアスについては、石も含めてサイズが大きすぎないように気をつけています。それと、ニットに引っかからないデザインかどうか、もありますね。ピアスはフィニッシュの時に邪魔にならないように、リングもグリップに違和感がないようにしています。グリップの握り方は人それぞれですが、私の場合は右手の中指と左手小指はリングを着けていても気にならないですね」

――ブレスレットやバングルはどうでしょうか？

「ブレスレットはグローブをする左手に着けています。右だと手を下ろした時に、ブレスレットがグリップに当たるのが気になってしまうので。普段つけているバングルを今日も着けてきたのですが、チェーンを引っ張ると伸びるので、すごく着け外しがしやすいんですよ。金具を留める手間がかからないのは、朝早い事が多いプロゴルファーにとって本当にお助け機能です（笑）。結構大変じゃないですか、ブレスレットの金具って。同じブランド（『フルーチ・ベルーニ』）のネックレスも、すごく楽に長さの調節ができるので、たとえばポロシャツとかでちょっとペンダントヘッドを出したい時は簡単にチェーンを短くできるんです。ラグジュアリー感もかわいさもあるのにこんなに機能性があるなんて、こんなにゴルフにピッタリのジュエリーってあるんだ～って思いました。リングも、表にはダイヤがあって、他の指との接点には無いので気にならない。細かいですけど気に入っている部分です。バングルは名前だけじゃなくてハートマークとかも入るのでそこも楽しいです」

辻梨恵お気に入りの「フルーチ・ベルーニ」のバングル — バングルは辻プロの名前「RIE」のチャーム入り。特殊なスプリングを使っており、伸びるので着脱が楽

辻梨恵プロお気に入りの、「フルーチ・ベルーニ」のダイヤのリング — リングは他の指との接点には石が入ってないので邪魔になりません

ネックレスのチェーンは長さ調節が簡単なのでパーティ用と兼用で使える（３点とも『フルーチ・ベルーニ』）

フォーマルな席のジュエリーはワンサイズ大きめを

ゴルフの後にパーティがあるときのジュエリー選び — パーティのジュエリー選びはサイズ大きめ、チェーンも少し長めが華やかさを演出します

――プロゴルファーはパーティなどフォーマルな場も多いと思いますが、そんな時のジュエリーはどうしていますか？

「試合の前夜祭とか、プロゴルファーって意外とフォーマルな席に出る機会があるんです。そんな時に心がけているのは、プレーの時とはちょっと違う見え方をしてもらうことです。具体的には、ピアスとリングはワンサイズ大きなものを身に着けています。パーティの時はスイングの邪魔になるとか考えなくていいというのもありますが（笑）、やっぱり華やかさを出したい。プロゴルファーじゃなかったら中々お会いできないような、社会的地位のある方とお会いする時も、素敵なジュエリーを着けていると自分に自信がついて、それほど気負わずにお話できるんです。ジュエリーって女性を勇気づけることもしてくれるんですよ」