鈴木愛プロの次は上田桃子プロと実力派がしっかりと結果を出したと思えば、河本結プロのレギュラー初優勝と、ますます面白くなる国内女子ツアー。これから先もどんな盛り上がりを見せてくれるのでしょうか! 今回のワンポイントはPRGRレディスカップ&Tポイント×ENEOSゴルフトーナメントで上位フィニッシュした4人のプロ。これを参考にすれば、スコアアップのカギが見つかるかもしれませんよ!
【大城さつきプロ】ハンドファーストに構えたら狙ったところに打てた
パッティングのとき、狙ったところに打てていないなと思っていたら、キャディさんに「ハンドレイトになっているよ」といわれました。そこで、ヘッドよりも手元が目標方向に出るハンドファーストに構えて打ったら、狙ったところに打てるようになっただけでなく、ボールの転がりもよくなったんです。
【渋野日向子プロ】振り幅より体の回転で打つことを意識したら距離感が合った
オフに100ヤード以内のショット練習を重点的にやったおかげで、PRGRレディスの初日、70ヤードぐらいの距離からチャンスにつけスコアを伸ばせましたね。これまで短い距離は振り幅で距離感を合わせていましたが、オフから下半身、特に太モモ裏の筋肉を使うこと意識したら、体の回転がスムーズになり、距離感も合うようになったんです。
【青木瀬令奈プロ】 パターでゆっくり切り返すと傾斜に強い重い球が打てる
パターの球離れが速く、開幕から思うようなタッチで打てていませんでした。練習日に大西翔太コーチから「切り返しをゆっくり、または止めるイメージでパターヘッドの重さを感じながら打ってみては?」とアドバイスされ実行。すると、アンジュレーションの強い茨木国際のグリーンでも傾斜に負けない重い球が打てるようになりました!
【西山ゆかりプロ】体を回転させたら思うようなキャリーを出せた
昨年からスイング時に体が左右にスライドしてしまい、アイアンでキャリーが出せずにいました。開幕戦で芹澤(信雄)さんから「体がちゃんと回転していない」といわれ、左腰の横に棒を置いて練習。おかげで今週ではヘッドの入射角が安定し、思ったとおりの距離を出せるようになりました。ショット修正の方向性が固まってきたのは大きいですね。
記事・写真提供:週刊パーゴルフ