「もっと飛距離がほしい!」「18ホール終わっても疲れない体がほしい!」という女性ゴルファーの声にお応えし、本当に必要なエクササイズだけを厳選。ラウンド頻度が減る寒い冬は、自宅でコツコツ、トレーニングに励みましょ!
◆冬に鍛えたいのはココ!
◆教えてくれたのは…トータルゴルフ フィットネス代表菅原 賢さん
◆理想のショットを叶えるためにトレーニングはマストです
〝寒い時期は冬眠派〟も〝365日ラウンド派〟も、気になるのが自宅でのトレーニングです。
「元々、女性ゴルファーは真面目で練習熱心な方が多い印象ですね。でも同時に、〝頑張っているのに成果が出ない…〟という声をよく聞くのも事実」と、トレーナーの菅原 賢さん。
「もしかしたら、スコアメイクにとらわれるあまり、肝心のトレーニングをおろそかにしてはいないでしょうか。今まで以上の飛距離も、正確なショットも、その原動力となるのは体です。どんなに新しいスイング理論が生まれても、どんなにクラブが進化しても、実際に体を動かすのは自分だということを忘れないでください」
活躍しているプロゴルファーほど、基礎トレーニングを大事にしているのだそう。そこで、体力や筋力に自信のない人、忙しくて時間が取れない人でも取り組めるよう、基本的なエクササイズを中心としたメニュー作成を依頼。
「ラウンド頻度が減る寒い時期にこそ、ゴルフBODYづくりを始めましょう!」
◆冬のラウンドDAYは“筋温”を上げるストレッチで動ける体に!
朝晩の冷え込みに加え、吹きつける北風が体温を奪っていく冬ゴルフ。十分に体を温めないでスイングをするのは、怪我の原因にもなるので危険。しっかり温めておくことが大事です。
◆冬の朝。ラウンドする日は起きたらすぐにストレッチ
ゴルフの朝は早いのが常。冬の間は起床してもまだ外が暗いことが多いため、朝陽を浴びて体を目覚めさせることが難しい。そこで、ベッドに横になったまま、エクササイズを行うことで体をシャキッと目覚めさせて。
【1】伸びをする
【2】身体を丸める
【3】背中を伸ばす
レジーナ2019年冬号より一部抜粋
撮影/鈴木泰之、Getty Images モデル/松井 麗 ヘア&メイク/椎谷愛子