多くのプロアスリートが取り入れているヨガ・ピラティス・ジャイロキネシスのレーニング法の中から、ゴルフ力に直結するエクササイズを厳選。今回はヨガ・橋のポーズと基本の呼吸法をご紹介します。
【ヨガ/戦士のポーズ2で体幹を使ったスイングに】ゴルフを変える3大お部屋エクササイズ
◆橋のポーズの効果>>女性に多い反り腰を改善し、アドレスを安定させます。同時に、しなやかで美しい姿勢をつくります。
【HOW TO 橋のポーズ】お腹を薄くしたまま持ち上げるイメージ
両膝を立てて仰向けになり、両膝の真下にかかとをセット。いったん息を吐き、吸いながら足の裏で強く床を押し、お腹を引き上げる。両手をつなぐ。このとき両膝が左右に開きやすいので、腰幅をキープ。足の付け根に伸びを感じながら深い呼吸を繰り返したら、ゆっくり元に戻す。
◆スイングがこう変わる!
【Before】
【After】
反り腰が改善され、一定のアドレスが取れるようになります。
◆ゴルフに効果大!ヨガの基本・鼻から吸って鼻から吐く「腹式呼吸」
鼻からゆっくり息を吸って肺を膨らまし、お腹まで空気を入れる
鼻から少しずつ息を吐き、徐々にお腹を凹ませる。胸式呼吸・完全呼吸などもありますが、ベースは腹式呼吸です。吸うことよりも吐くことに意識を向けましょう
◆ヨガの基本・瞑想のすすめ
スイング途中で「右はOB」などの思考がチラつくとショットは失敗します。余計な思考に惑わされないメンタルを培うには瞑想がおすすめ。楽な姿勢で座り、目を閉じて呼吸に集中。頭に何か思い浮かんでも、そっと脇によけましょう。まずは1回3分から始めてみてください。日常のストレスもなくなります。
◆教えてくれたのは…
ヨガインストラクター、LPGAティーチングプロA級 平野裕美さん
ハーディマン智子氏のもと解剖学に基づくヨガを習得し、「ヨガ的ゴルフ研究会」発足。ヨガとゴルフの身体の動かし方を関連付けることで正しいスイングを身につける独自のメソッドが絶大な支持を得ている。
撮影/内藤サトル エディター/大津恭子、撮影協力/アコーディア・ガーデン春日部