前回に続き、Regina読者代表の木林綾音さんに、ライザップゴルフで体験レッスンをしていただいたレポートを紹介します。今回は、木林さんも大の苦手だというフェアウェイウッドのレッスン編。前回、ドライバーショットはスイングが修正され、しっかり飛ぶようになりましたが、フェアウェイウッドはどうでしょうか？ 練習しているのに、ゴルフはなんで上達しないの？ といった悩みを抱えているゴルフ女子は必見です。
フェアウェイウッドはどう打つのが正解？
こんにちは、Regina読者代表としてライザップゴルフの体験レッスンを受けることになった木林綾音と申します。前回、ドライバーショットのレッスンを受けると、以前とは違ってしっかり当たるようになったので、次にフェアウェイウッド(#5)のレッスンもお願いすることにしました。フェアウェイウッドは全然当たらないのでコースでも飛ばないし、方向もバラバラ。そんな苦手意識もあって、今ではまったく使っていないんです。それでもレッスンで修正できるものしょうか？
さっそく何球か打ってみたところ、まったくボールが当たらず、ミスショットを連発しました。スイング自体は悪くないと思っているのですが、ミスの原因が何なのかは分かりません。
満留トレーナー「おつかれさまでした。ドライバーはティアップしているのでボールだけを打てばいいのですが、フェアウェイウッドはボールが地面にあるので、そこから打とうとすると、どうしてもチョロやトップが多くなります。木林さんがフェアウェイウッドを難しいと感じているのは、そういったミスが出るからではありませんか？ 扱いづらいクラブだと思っていると、余計難しく考えてしまいがちです。まずは、楽に飛ばせるクラブだと体感してください。ではまず、僕のスイングを見てください」
そういって、トレーナーはフェアウェイウッドを手にすると、ゆったりとしたスイングでボールを打ちました。それなのに、ボールは力強く飛び、そのスイングスピードからは想像がつかないほどボールが飛びました。
満留トレーナー「このように、フェアウェイウッドは全然難しくありません。むしろ、ヘッドスピードに自信がない女性でも楽に飛ばせるクラブなので、覚えておいて損はないと思います。クラブは力を入れるほど飛ばなくなるので、最初は軽く振るイメージで。ゆったりとしたリズムを感じながらスイングしましょう」
ひとりの練習では味わえない、高揚感と達成感！
ドライバーショット同様、フェアウェイウッドでもチョロするミスを連発しました。そこで前回のレッスンでアドバイスしてもらったティーをたたくようなイメージで振ると、ボールをしっかり当てられるようになりました。
満留トレーナー「とてもいいですね、その調子です！ では、次にカラダを回転させる意識を持ってスイングしましょう。フィニッシュまでしっかり振り抜くイメージです」
そうだ、これもドライバーレッスンの時に教えてもらったものだ、とすぐに感じました。たしか、左足一本に乗り切るまでクラブをしっかり振り抜くイメージだったかと。これなら私にもできそう！
満留トレーナー「はい、とても素晴らしいですね！ ボールがフェースにしっかり乗っている感覚が分かると思います。地面をたたくような意識も忘れないでくださいね」
自分でも気持ちよく打てたと思うショットには、スクリーンに“Nice Shot”と表示されるので、徐々に気分が上がってきました（笑） ひとりで練習していても、こういった達成感を味わうことはできないので、トレーナーからアドバイスをもらいそれが上手くいった時は、レッスンしながら本当に楽しいなと思いました。
しかし、ナイスショットはそう何回も続かず、その後はミスを連発。え、どうして？
自分で修正できるようになるのが本当の練習
では、ミスショットの原因は何なんでしょう。すると、トレーナーは私のクラブヘッドを指差しながら、
満留トレーナー「これを見てください。フェースの一部に白くなっている部分がありますが、これは木林さんが先ほどショットしたボールの打痕です。トウ側に寄っていると思いますが、ここに当たっている感覚はありますか？」
うわ、本当だ。真ん中に当たっていると思っていたのに、実際はトウ側に大きくズレていました。ミスしたので何かが起きているとは思っていましたが、インパクトの場所がこれほどズレている感覚はまったくありませんでした。
満留トレーナー「ボールがクラブのどこに当たっているのかを知ることも大切な練習です。ミスショットをすると、必ずミス特有の感覚が手に残るので、それを忘れないでください。当たる部分が分かってくると、ミスしても自分で修正できるようになります」
これまでボールが当たっている場所を意識したことはありませんでした。ドライバーショットの時もそうですが、いくらスイングが良くても打点がズレると大きなミスになるので、ここは特に注意しないといけないですね。これからは練習する際、常に打点をチェックする習慣を忘れないようにします。
ティーをたたく意識、クラブをしっかりと振り抜くイメージ、そしてインパクトの位置を確認するといったトレーナーのアドバイスのおかげで、スイングがかなり良くなり、ナイスショットの確率が上がったように思います。スイング中、カラダやクラブがどういった動きをしているのか、常にチェックする習慣と目的意識を持ちながら練習することが、上達の近道だと思いました。
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今回訪れたライザップゴルフでは、スイングの基礎となる小さな動きからみっちり腕を磨き、徐々にフルショットの練習に移行するレッスンを行っているとのこと。そうすることで、アプローチショットやパターは精度が向上し、ドライバーのような大きなクラブはスイングの安定性が向上するそうです。もちろん、専属トレーナーによるマンツーマンレッスンなので、レッスン期間中はずっと成長をしっかり見守ってくれるし、ひとりで練習していてもし何か悩んだことがあれば、専用アプリからすぐに質問できる環境も整っているようです。
私のようにひとりで練習してもなかなか上達できずに悩んでいる人、またゴルフ練習そのものが分からない人は、ライザップゴルフに相談してみてはいかがでしょうか。充実したレッスン内容なので、楽しみながらレベルアップできると思いました。
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取材・文／清水 晃（メディアサンライツ） 写真／山上 忠
