密にならないスポーツ”として、ブーム再燃中のゴルフ。その証拠に、会員権の問い合わせは増えているそう。では、女性が会員権の購入を考えた際、押さえるべきポイントは？ 購入するとどんなゴルフライフが待っているのか、取材しました！
令和の女性ゴルファー・会員権購入への道【１】「今の時代、ゴルフ会員権ってホントに必要！？」
◆最も多い会員権の予算額は200〜300万円！
時代の変化とともにお手頃なコースが増え、会員権購入のハードルは低くなっているとか。そこでまず、ゴルフライフに会員権という選択肢を考えてもいい目安を聞いてみると…。
「年間のラウンド数が30回以上の方ですね。あちこち違うところでそれだけプレーされているならば、メンバーコースを持つメリットは十分にあります」（以下、明治ゴルフ 営業担当・清水聡史さん）
その理由はやっぱりコスト。年会費を考えても、1年間のプレーフィはそれまでの3分の2程度に収まる可能性が大きいからだそう。ではいざ購入となった際、考えるべきポイントは？
「一番はアクセスでしょう。運転はするけど高速は使いたくないという女性も多いですからね。電車で行けるかどうかも含め、交通手段をクリアにするのが大事です。あとは意外と知られていませんが、女性会員の数に制限を設けているコースもあるので、空きがあるかどうかの確認も必要です。最後にもうひとつ、会員権はカード払い不可という点。現金一括で用意できるかも考えておくポイントです」
ちなみに予算はあくまでも目安だそう。
「200〜300万円の予算を提示する方がいちばん多いですね。ただ、希望がすべて叶うコースが見つかるかというと、それはなかなか難しい。家や車の購入と同じで、何を妥協するのか、そのジャッジは必要です。ただ、今なら低い予算でも、ある程度希望が叶うコースが見つかる可能性が高まっているのも事実ですよ」
お話を伺ったのは…明治ゴルフ
東京都新宿区新宿3-3-2 京王新宿三丁目第二ビル2Ｆ 0120-864-562
創業から約45年に渡り、ゴルフ会員権の相場情報や購入、売却などをサポート。Regina-webでは「令和の女性ゴルファー・会員権購入への道」を連載中。
女性におすすめの 会員権はこの2コース！
（1）都心から1時間以内、近さ重視派には…東京国際ゴルフ倶楽部 ￥3,330,000（平日会員）
世田谷や目黒など東京の西側に住む人なら、一般道で30分〜40分。アクセス抜群で電車でも十分通えます。近隣コースの会員権はいずれも1,000万円クラス。それだけに、コスパの良さが際立ちます。正会員は約580万円なので、平日ゴルファーに特におすすめ。
（2）100万円以内、値段重視派には…PGM総成ゴルフクラブ 約￥800,000（平日会員）
全国で140以上のゴルフコースを運営するPGMの中でも、特にハイグレードなコースとして知られる「GRAND PGM」のひとつ。「日本女子オープン」が開催された実績も。27ホールある上、渋滞が少ない東関道（成田ICから約5km）でアクセス可能なことも人気の理由。
※会員権価格には手数料など諸経費は含まれておりません
◆「競技に出たい！それが会員権購入に踏み切った一番の理由です」（三枝こころさん）
太平洋クラブ 正会員 ￥6,930,000 ※現在の価格です。
モデルの三枝こころさんが会員権を購入したのは2016年。
「ちょうど競技に出始めたころ。出場条件として〝所属コースのオフィシャルのハンディキャップが必須〟という試合が多いと知り、会員権購入を検討し始めました。太平洋クラブを選んだのは、全国に18コースあったことも大きな理由です。どのコースも個性があり、飽きないのはうれしい。練習環境も素晴らしく、試合前の調整に訪れることも。女性メンバーさんとの交流も生まれ、みなさんからも刺激を受けています」（三枝こころさん）
今年から女子選手会に所属し、来年度の俱楽部対抗のレギュラーを目指しているそう。クラブライフを通して、新たなステージをエンジョイ中です。
三枝こころさん…石川県出身。YouTube「UUUM GOLF」MC。ゴルフ専用インスタグラム（＠kokoro_golf）のフォロワー数は約9万人。ファンゴルフだけでなく、競技ゴルフにも積極的に参加している。
女子選手会のメンバーと。「みなさんエネルギッシュで輝いていて、同じ女性として尊敬する人ばかり。そして本当に嫉妬するくらい、ゴルフがうまい（笑）！」（三枝さん）
◆友人の森田えりかさんは昨年度の女子チャンピオン！
昔からの友人、森田えりかさんが同じ太平洋のメンバーだったのは偶然だそう。「私はダンナさんと一緒に購入しました。メンバーになる前は競技に参加するなんて、想像もしてなかった（笑）」とか
◆私たちも会員権、買いました！
「夫が持っていたこともあり、割安で購入。アメニティなど、サービスが充実しているのも◎。月に1回、所属プロにラウンドレッスンをお願いするなど、クラブライフを満喫中」（井上貴子さん）
大厚木カントリークラブ＠神奈川県 ￥400,000
「36ホールあって飽きない、競技に参加することでレベルアップできる、そしてゴルフ友達が増える。メンバーになってよかったのはこの3つ。長く楽しみたい人には、おすすめです！」（鈴木絵美さん）
足利カントリークラブ＠栃木県 ￥250,000
「土日のラウンドがメインなので、どうしても高コストだったこともあり、自宅からのアクセスを考慮した上で購入。ロッカー契約など会員特典をフルに利用して楽しんでいます」（メグさん）
こだま神川カントリークラブ＠埼玉 ￥260,000
Regina2021秋冬号より転載 撮影／田中駿伍（MAETTICO） ヘア＆メイク／伊藤歌苗 エディター／一寸木芳枝
