「会員権の購入を考えているけど、一体どのコースを買うのが一番いいの？」こんな悩みを抱えている女性ゴルファーは多いといいます。そこで、編集部が厳選したオススメコースの“本当に知りたかった情報”をお届けします！
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高値推移も納得。この通いやすさは想像以上！
メンバーメリット多し。ネックはビジターフィ(?)
1960年に開場した東・西36ホール。関東を代表するチャンピオンシップコースとして知られ、1978年日本オープン（優勝＝セベ・バレステロス）、2012年日本女子オープン（フォン・シャンシャン）、2018年日本オープン（稲森佑貴）とメジャー競技の舞台にもなってきました。
コースの原設計は相山武夫と竹村秀夫。東コースは2000年から2010年にかけて1グリーン化・平坦化の改修を、西コースと東コースの上がり2ホールでは2014～16年にビル・クーアとベン・クレンショーによる大改造が行われました。
西コースをプレーして感じたのは、ゆったりと造られているが戦略性が高く、タフだが確かに面白いということ。急な打ち上げ・打ち下ろしや極端なドッグレッグなど、ひねりすぎのホールがないのは好印象でした。
例えば、緩やかな右ドッグレッグのパー4。ティショットの落としどころは広くのびのび打てますが、グリーンの前に池とクリークが横たわります。ドッグレッグ地点ぎりぎりに落とせば2オンも狙えますが、落下地点周辺は微妙な左足下がり。さて、このライから高い球でグリーンをとらえることができますか？と、挑戦心をあおってきます。
しかもグリーンは日本のコースには珍しく受けておらず、しかもよく滑ります。オンしたと思っても落としどころによって微妙なマウンドや傾斜でこぼれることがあり、決して気を抜けません。また、フェアウェイを外すと要所にアメーバ型のバンカーやブッシュが待ち構え、特にブッシュに打ち込んだら出すだけです。ちょっとこれは厳しすぎの感もありました。
コースの面白さもさることながら、ここの魅力はやはり立地。川崎、横浜方面からは言うまでもなく、都内からでも特に世田谷方面からだと第三京浜が混むことはほぼありませんし、インターを降りたらすぐなので本当にラクです。高額コースながら入会希望者があとを絶たない理由はここにもあると思います。
個性の異なる2コースはバラエティに富み、セルフプレーや時期により早朝スループレーも選択可能。日祝はメンバーデーで、レセプションでは会員向けにスマートチェックインシステムが導入されていました。
現在は会員権価格、名義書換料、入会金を合わせるとおよそ1500万円前後で推移。また週末のビジターフィが高く、人を誘いづらいのがネックですが、立地が抜群によく、メンバーはいつ行ってもプレーできる点などメリットは大きいです。都心近郊の同クラスのコース、例えば東京よみうりカントリークラブや桜ヶ丘カントリークラブなどへの入会を考えている人にとっても、ここは有力候補のひとつになるはずです。
基本情報
横浜カントリークラブ（公式HP）
※女性入会制限あり
〒240-0035
神奈川県横浜市保土ヶ谷区今井町1025
TEL：045-351-1001
FAX：045-352-5620
開場日 ： 1960年8月10日
系列コース：伊豆下田カントリークラブ（静岡県）
アクセス
・自動車利用の場合
横浜新道 今井ICから1㎞
・電車利用の場合
横須賀線 東戸塚駅下車 クラブバス約8分
ヤーデージ
ティ 東コース 西コース
BLACK TEE 6,512ヤード 6,938ヤード
BLUE TEE 6,160ヤード 6,311ヤード
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情報提供：明治ゴルフ
