【ゴルフ会員権】第97回・成田ゴルフ倶楽部（千葉県）

2023.05.4
ライフ
会員権

「会員権の購入を考えているけど、一体どのコースを買うのが一番いいの？」こんな悩みを抱えている女性ゴルファーは多いといいます。そこで、編集部が厳選したオススメコースの“本当に知りたかった情報”をお届けします！（文・滝田真理）

川田太三設計コースと充実の施設。質の高さは折り紙付き！

東関道沿線のハイグレードなゴルフ場の代表格。ハード・ソフト両面で充実したクラブライフを送るための環境が整っている

プレー重視派もクラブライフ満喫派も納得。予算は500～600万円

「選ばれた人だけが手にすることのできる究極の倶楽部ライフ」をコンセプトに1988 年オープン。2010 年からはアコーディア・ゴルフが同社のハイエンドコースのひとつとして運営にあたっています。

コースレイアウトとメンテナンスのよさが評価対象の『Rolex World’s TOP 1,000 Golf Courses』に選出されるなど国内外からの評価が高く、トーナメント開催歴も華やかです。2002年の『シスコ・ワールドレディース・マッチプレーチャンピオンシップ』（日米女子ツアー共催競技）をはじめ、2017年にPGA TOUR チャンピオンズの公式トーナメント『JAL選手権』、19年には『マスターカード・ジャパン選手権』を日本初開催。トム・ワトソン、コリン・モンゴメリーらが出場しました。

緩やかな丘陵地に展開するコースは似たようなホールが一切なく、バックティ7,140ヤードと距離もあります。フェアウェイ幅もゆったりしていますが、複雑なアンジュレーションやバンカー群、ウォーターハザードなどの仕掛けが巧みで飽きさせません。

守衛のいるゲートを通り、長いアプローチを進んだ先に見えてくるハウスは重厚な造りで、館内にはライブラリーやVIPルームなどがそろっています。練習施設は250ヤード・16打席のドライビングレンジとアプローチ・バンカー練習場があり、ラウンド以外にも充実した時間を過ごせそうです。

ホールごとに特徴のあるデザインを楽しめるコース。コンディションは常に良好で、大きなベント1グリーンの仕上がりも上々。繊細なタッチが要求される

倶楽部競技は月例杯、倶楽部選手権、シニア選手権、理事長杯、スクラッチ選手権の他、メンバー限定のイベントやコンペを多数開催しています。ゴルフ仲間を誘って2人～3人での入会希望者が少なくないといいますが、入会後はその輪がさらに広がりそうです。

正会員の名義書換料は330万円、年会費は132,000円（すべて税込）。入会に必要な費用の総額は500万円～600万円で推移しています。転勤者・遠隔地優遇などアコーディア・ゴルフの優遇制度が対象外なのは残念ですが、東京都心や成田空港からのアクセスがよく、コースは川田太三氏設計の本格派で施設は高級感たっぷり。メンバー本位の姿勢を貫き、競技会やイベントが活発で、仕事上の大事なゲストを連れて行くといった使い方もできます。ステイタスシンボルとしての価値から見ても、上位に入るゴルフ場といえるでしょう。