【ゴルフ会員権】第103回・千葉国際カントリークラブ（千葉県）

2023.07.4
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会員権

「会員権の購入を考えているけど、一体どのコースを買うのが一番いいの？」こんな悩みを抱えている女性ゴルファーは多いといいます。そこで、編集部が厳選したオススメコースの“本当に知りたかった情報”をお届けします！（文・滝田真理）

飽きずに長く楽しめる45ホールの大型コース。初めての会員権にもおすすめ

コースコンディションがよく、多彩なレイアウトで面白いと評判のコース。都心から電車でも通える利便性のよさもポイントだ

首都圏からのアクセス良好。トータル50～60万円台はかなりお値打ち

桜コース（西・中・東）27ホールと竹コース18ホール、計45ホールの規模を誇る関東屈指の大型ゴルフ場。大型ながら変化に富んだレイアウトで飽きさせないとメンバーのあいだでも評判です。

特に竹コースはタフな造りで距離のあるパー4が多く、ロングドライブとグリーン周りの両方がかみ合わないとスコアはまとまりにくいコースです。一方の桜コースは赤松と杉で各ホールをセパレートされていて、ゆるやかな起伏がありティショットの正確性と戦略性が要求されます。

コースを設計した浅見緑蔵は日本オープンと日本プロ両方の最年少優勝記録（19歳10カ月・20歳3ヶ月）を保持している殿堂入りプレーヤーで、後年は設計家として活躍しました。浅見ゴルフ倶楽部や南摩城カントリークラブなど関東を中心に数々のコースを手がけています。

グリーンは桜コースがペンクロスベントの1グリーン、竹コースは2グリーンでニューベントの007を採用しています。メンテナンスに力を入れており、コンディションは常に良好です。

ラウンドはセルフまたはキャディ付の選択制です。桜コースは自走式乗用カート、竹コースは電磁誘導式リモコン乗用カートを使用します。PGM独自の『Cool Cart』（人感センサー機能付きの送風機を搭載した特別仕様カート）導入コースなので夏も快適です。今年はさらに改良を加え、風速が3割増しにパワーアップしたそうです。

岡本綾子プロの現役時代から数々のゴルフ番組の舞台になってきたコース。また、池田勇太プロがアマチュア時代にクラチャンを取ったコースとしても知られている

かつてはメンバー数の多さが目立っていましたが、PGMの系列となってからはそれも著しく改善されました。現在は正会員2,712名、平日会員（土曜可）7名と45ホールのゴルフ場にしては少なく、内訳は千葉県在住55.1％、東京都在住31.0％、神奈川県在住8.0％、埼玉県在住1.7％、その他4.2％となっています。

公式競技は月例杯A、月例杯B、シニア月例杯、グランドシニア月例杯、AB合同杯（隔月）、クラブ選手権、理事長杯、シニア選手権、グランドシニア選手権、レディース選手権を開催しています。競技志向のメンバーも多く、男女を問わず参加率は高いといいます。加えて、オープンコンペや会員親睦コンペ、ミックスダブルス（千葉県南部のPGMグループ各ゴルフ場で予選会を行い、上位ペアが決勝大会を行うペア競技）などのイベントやコンペも盛んに行われています。

名義書換料は正会員、平日会員共に220,000円、年会費は正会員39,600円、平日会員19,800円（いずれも税込）。現在、150口限定、募集金額550,000円（2口以上の同時入会は495,000円）で補充募集を実施中です。

系列コースが割安料金になるなど数々の特典を受けられるPGMのメンバー特典プログラム『P-CAP』を利用できるのもメリットの1つです。 P-CAPには追加入会プログラム（グループゴルフ場の会員権を追加購入時の名義変更料が50％割引になる）や、住居移転サポートプログラム（引越し先周辺のグループゴルフ場に利用登録するとメンバー料金でプレーできる）なども含まれています。

コースレイアウトのしっかりした大型ゴルフ場が50～60万円台はかなりのお値打ちと言っていいでしょう。ラウンド回数を増やしたい、競技に参加して腕を上げたい、ゴルフ仲間を増やしたい、クラブライフを楽しみたいという人には要チェックのコースです。東京、横浜方面からも比較的通いやすく、電車利用もOK。JR蘇我駅から連日クラブバス（完全予約制）を運行しているので、プレー後の反省会も心置きなくできそうです。

また、同伴ゲストはビジター料金から1,500円～3,000円引きになる優待料金が設定されています。肩ひじ張らない雰囲気だから、ここなら友達も呼びやすいことでしょう。そろそろ初めての会員権をと考えている人にもおすすめです。