「会員権の購入を考えているけど、一体どのコースを買うのが一番いいの?」こんな悩みを抱えている女性ゴルファーは多いといいます。そこで、編集部が厳選したオススメコースの“本当に知りたかった情報”をお届けします!
編集部厳選コースを紹介!会員権の購入を検討するなら、まずはココをチェック
◆太平洋クラブ入りして再注目! 60年の歴史を誇る林間コース
大きく育ったホール間の木々が歴史を感じさせ、敷地内は落ち着いた雰囲気。写真は18番パー5(580~403Y)。コース改修により戦略性が増し、景観のいいフィニッシングホールになったと評判だ。写真/宮本 卓
◆車も電車もアクセス良好。予算190万円前後はかなりお値打ち
1964年開場。牛久阿見ICから約6分、電車利用でも牛久駅(上野から約50分)から全日運行・予約不要のクラブバスで約10分とアクセスのいい18ホール林間コース。
2021年5月にそれまでの日鉄日新ビジネスサービス株式会社(日本製鉄系列)から太平洋クラブに経営が移り、太平洋クラブ共通会員制の枠組みとは別に独立運営を続けています。
オリジナルのコースデザインは台湾プロゴルファーの草分けとして活躍し、全米オープンに出場。設計家としても京葉カントリークラブ、土浦カントリークラブなど多くのコースを手がけた陳清水氏によるものです。
アウトは比較的素直なレイアウトのホールが続く本格的な林間コース、インは林越え池越え、ドッグレッグなど変化に富んだデザインで、距離は全体に短めだが一筋縄ではいかない面白さがあります。
さらに2022年4月には井上誠一氏最後の弟子・嶋村唯史氏が現代のプレースタイルに合わせたコース改修を行っています。IPを250Yに設定し、ティやバンカーを新設・変更するなどしてターゲットがより明確に。「攻略する楽しさが増した」、「好スコアが期待できる」といった声も聞かれています。
ラウンドは原則として全組キャディ付き。以前は歩きプレーのみでしたが、現在はGPSナビ付乗用カートが導入されていて女性でもプレーしやすくなりました(コンディションによりフェアウェイ乗り入れもOK)。
練習施設はドライビングレンジ50ヤード10打席と小ぶりながら、アプローチ・バンカー練習場を併設しています。
手入れが行き届き、年間を通じてコンディション良好。グリーンはベント2グリーン。改修され存在感を増したバンカーがガードする。写真/宮本 卓
会員数は正会員1,019名・平日会員(土曜可)252名。居住地別に見ると東京都在住が最も多く38.9%。以下、千葉県在住27.6%、茨城県在住24.3%と続きます。
会員は1人でフリー来場OKで、メンバータイムは平日6組、土日祝12組を確保。クラブ競技は年間40日開催しており、月例杯・開場記念杯・理事長杯・クラブ選手権・シニア選手権・グランドシニア選手権・レディス杯・スクラッチ競技のほか、新年杯・水曜杯・春分の日杯・桜花杯・家族競技・敬老の日杯・スポーツの日杯・キャプテン杯・菊花杯・クリスマス杯・ラストコール杯など充実の内容。参加率も高いので、充実したクラブライフを楽しめそうです。
名義書換料は正会員110万円、平日会員(土曜可)55万円。年会費は正会員55,000円、平日会員(土曜可)27,500円(いずれも税込)。入会に必要な費用の総額は190万円前後で推移しています。
また、メンバー同伴ゲストにはビジターフィから平日2,000円引き、土日祝8,000円引きの優待も。
都心から約1時間とアクセスがよく経営しっかり。コースメンテナンスも◎。推薦者(メンバー)が2人必要など入会審査が厳しいとの声もあるものの、見方によってはそれも安心材料と言えるでしょう。条件さえクリアできればかなりお買い得。知り合いにメンバーがいない方は、まず会員権業者に相談してみるのをおすすめします。
左上から:ドライビングレンジ(50ヤード10打席)、パッティンググリーン。
左下から:クラブハウスはエントランス・フロント・ショップ・化粧室・ロッカールームをリニューアル。ショップはDUNLOP SHOPとして生まれ変わり、最新モデルをラインナップしている。写真/宮本 卓
【基本情報】
金乃台カントリークラブ(公式サイト)
茨城県牛久市柏田町3432
TEL:029-872-0182
開場日:1964年10月4日
コース設計:陳 清水、改修:嶋村 唯史
アクセス
車
圏央道/牛久阿見ICから4km約6分、つくば牛久ICから8km約13分
電車
JR常磐線/牛久駅からクラブバス約10分
ヤーデージ
18ホール パー71
BACK 6,322Y
REGULAR 5,999Y
GOLD 5,609Y
RED 4,804Y
コースレート70.4
(いずれもKグリーン使用時)