今年5月に開設された『Reginaハンディキャップ倶楽部』で、世界統一の“ハンディキャップインデックス”を取得することができるようになりました。すでに女性ゴルファーからたくさんの申請をいただいています。
今回は、実際にハンディキャップインデックスを取得するまでの流れをレポートしましょう。
1.『Reginaハンディキャップ倶楽部』に入会し、ログインIDとパスワードをもらおう
今回、『Reginaハンディキャップ倶楽部』に登録するのは、まだゴルフをはじめて半年ほどというビギナーの鈴木さやかさん。2日に1度は練習場に通うというモチベーションの高さで、めきめきと腕を上げています。
「自分の実力を可視化できるのが、ハンディキャップを取得する最大のメリットですよね」と鈴木さん。「初心者のうちにハンディキャップを取ることで、自分の成長を実感できる。ゴルフがますます楽しくなりそうです♪」。
『Reginaハンディキャップ倶楽部』はJGA(日本ゴルフ協会)公式の、女性専用ハンディキャップ取得窓口。入会金も手数料も不要というおトクさです。いつか競技に出たいと考えているという鈴木さんは、この機会に、『Reginaハンディキャップ倶楽部』を通してハンディキャップを取得することにしました。
まずは『Reginaハンディキャップ倶楽部』の申し込み。表示された画面では規約に同意の上、氏名や住所などを入力するアンケートに回答し、送信完了。
2日後、登録したメールアドレス宛に、「ハンディキャップサービスシステム J-sys(PC)、(モバイル)」のログインID・パスワードが送られてきました。(*通常5営業日以内にメールが届きます)
2.ログインID・パスワードでJ-sysにアクセス!
次に、JGA(日本ゴルフ協会)のハンディキャップサービス「J-sys」にアクセスし(PC,モバイルどちらからでもOK)、送られてきた「ログインID」と「パスワード」を入力。各規約に同意して登録すると、いよいよスコアが登録できるようになります。
3.3回分のスコアを入力!
ログイン後、「スコア管理」→「スコア新規登録」でスコアを登録。
ハンディキャップを取得するため、鈴木さんが入力したのは、ゴルフ熱に目覚めた彼女がもっとも訪れているという「浅見ゴルフ倶楽部」での3ラウンドです。
《注意》
◎入力できるのは、2022年4月1日以降にプレーした分です。
◎登録できるスコアは、JGA認定コースでのラウンドに限ります。→JGA認定コース検索はこちら
◎「レディスティの設定がない」など、入力に困ったら、JGAヘルプデスク(☎050-2018-0965)にお問い合わせください。
さっそく、浅見ゴルフ倶楽部での3回分の記録を登録。プレー情報とスコアタイプ、倶楽部(ゴルフ場)、コース(コース名、使用ティなど)、スコアを入力していきます。
あとは翌日のハンディキャップ付与を待つのみ!
鈴木さん「入力する項目は多いのですが、プレーの記録になるので楽しいですね。今後は更新するときのために、使用グリーンやティ位置、パター数なども記録しておこうと思います。池ポチャなどの回数も入力できるのは驚きました!
それから、JGA認定のコース(ティ)でないと登録できないので、入力できていないラウンドもあるんです……。早くハンディキャップを申請したい人は、事前にJGA認定のコースかどうかを調べてからプレー予約するといいかもしれませんね」
4.翌日以降、J-sysにアクセスしてハンディキャップを確認!
翌日にはハンディキャップの確認が可能。ビギナーの鈴木さん、はじめてのハンデは「40.0」でした。
鈴木さん「とにかく『ここから始まるんだ!』とワクワクしています。
今後ラウンドを重ねると、難しいコースでスコアがふるわないときもあると思うんです。そんな日にも、“もしかして、ハンディキャップは上がるかも…?!”という期待感で、自己肯定感もアップしそう(笑)。この燃える気持ちを、同じようにビギナーゴルファーの皆さんにも味わってほしい!
ハンディキャップをどんどん更新して、競技にも出られるようになりたい。頑張ります!」
希望者には、Reginaハンディキャップ倶楽部より「ハンディキャップインデックス証明書(A4)」のPDFをメールでお送りします。鈴木さんも、初ハンディキャップ取得の記念に送ってもらいました。
ハンディキャップインデックスは、プレーするたびに更新することで実力をはかることができます。
翌日には新しいハンディキャップが算出されますから、こまめに更新するといいでしょう。
◆「Reginaハンディキャップ倶楽部」入会はこちら
Reginaハンディキャップ倶楽部事務局 regina_jgahdcp@alba.co.jp(平日10:00~18:00)
※2023年1月15日よりメールアドレスが変更になりました。
取材・文/大津恭子 協力/JGA(日本ゴルフ協会)