銀座6丁目にある「銀座Room」は、遊びなれた紳士や淑女が夜な夜な訪れる会員制バー。お目当ては、オーナーのかずこママを中心にくり広げられるウィットに富んだおしゃべり。人を愛し、ゴルフを愛するかずこママが、Regina webに登場。ゴルフにまつわる「あるある」悩みをズビシッと解決してくれます!
「プレー後のお風呂、ゆっくり入っていい?」
男性と乗り合わせてゴルフに行く場合によくあるパターンなのですが、プレー後、お風呂に入ってフロントで待ち合わせをするとき、「適当な時間でいいよ」と言われます。
言葉を真に受けゆっくり入って、メークもしっかりすませると、かなり待たせた様子でちょっとイラっとさせてしまうことも。とはいえ、慌てて入ると髪やメークがおざなりに……。それはそれで失礼な気も。女性のお風呂時間について、男性はどう感じているのでしょうか。
(メーカー勤務・はるみ 35歳 既婚 ゴルフ歴3年)
「30分いただけますか?」など具体的な時間を先に言う
男性は見通しがつかないことにイライラするもの。「いつ出てくるんだ?」「何分かかるんだ?」と思わせるからいけないのよ。
だから、お風呂にはいる前に30分でも40分でも「○○分くらいお時間いただいていいですか?」って自分から言えばいい。そしてその時間でできることを、精いっぱいやればいいじゃない。
バカじゃないんだから、着替え、入浴、メークにどのくらいの時間が必要かなんて逆算できるでしょ。
ちょっと体育会的なサバサバ女子の方がつきあいやすい
髪やメークの完成度について言うなら、ゴルフをやるようなアクティブな男性にとって「すっぴんでもいいですか?」と言っちゃうくらいサバサバした女子の方が、好感度が高いとわたしは思うの。
ホントにすっぴんで出ろとは言わないけれど、軽く体育会的なキャラの女子の方がつき合いやすいんじゃないかな。都会で会うとき、かわいければかわいいほど、アウトドアシーンとのギャップがある方が、魅力的に映ることもあるしね。
たしかに、ゴルフは紳士淑女のスポーツだから、淑女として扱わなきゃ、という建前もあるとは思うけど、日本人の男性は女性をエスコートすることに慣れていないから、正直そういうの、めんどくさいのよね。だから、バッチリメークでキメキメファッションで出てこられても、手に余ってしまうと思うわけ。
そもそも、飲み屋の女の子や若い子を連れて行くというなら別だけど、ふだんのゴルフ仲間はみんないい年した女性たち。よっぽど恋愛感情でもないかぎり、すっぴんだろうがなんだろうが、仲間がキレイであることに期待なんてしてないわ。
それよりも、一緒にいておもしろい人の方が、ゴルフに誘いたくなるものよ。
かずこ(Kazuquo)ママ プロフィール
“一見さんお断り” 銀座6丁目の会員制バー『銀座Room』を経営。常連には多数の女子プロゴルファーが名を連ねる。名門コースの会員権をもつほど、自身も大のゴルフ好きで、年2回のコンペを主催。著書に「東京銀座六丁目 僕と母さんの餃子狂詩曲」(集英社刊)がある。インスタグラム(@kazuquo)もチェック!