好きでもない男性を“勘違い”させるラウンドの3つの振る舞い

意中の相手とのラウンドではアプローチを成功させたくとも、恋愛感情のない相手から、ラウンドをきっかけに好意を抱かれるのは避けたい女性が多いのではないでしょうか。「ゴルフラウンドに一緒に行くと、好きでもない男性から口説かれる」なんていうことが頻繁に起こるならば、ラウンドに関係する振る舞いに問題があるのかもしれません。

魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とするメンタル心理カウンセラーの並木まきが、男性を勘違いさせがちなラウンドにまつわる振る舞いをお話します。

逆効果!ゴルファーが言いがちな人間関係を壊す褒め言葉3選

ゴルフ女子が同性から浴びせられた“モヤるマウント発言”3つ

1:褒めすぎる

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ゴルフラウンドでは、同伴者の好プレーを口に出して褒めるのもマナーのひとつ。しかし、過剰だったり大げさだったりと褒めすぎてしまえば、男性に勘違いをさせる原因にもなりかねません。

自分のプレースタイルやスイングを褒められれば悪い気持ちにはならない男性が多く、自分の優越感をくすぐってくれる女性に対しては、恋心を抱きやすいのも事実。意中の男性になら“褒め殺し”も恋愛テクニックにつながりますが、そうではない相手に対しては、適度に留めておくのが適切でしょう。

2:「また一緒にプレーしたい」を連発してしまう

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プレー中、あるいはラウンド終了後には、社交辞令を交えて、同伴者に対して「またご一緒したいです」と伝える女性ゴルファーも多いですよね。清々しいラウンドを一緒に回れるゴルフ仲間は、貴重な存在なのも事実です。

しかし「また一緒にゴルフをしたい」という気持ちを過剰に表現してしまうと、これも男性が勘違いをする要因になりかねず、危険です。特に、普段あまり女性ゴルファーとプレーをし慣れていない男性ほど、女性から直接「また一緒に行きたい」と言われたことで舞い上がってしまい、恋愛モードに切り替わりがちなのも傾向でしょう。

このフレーズも、過剰に発しないほうが健全です。

3:お礼LINEにハートを多用する

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ラウンド後には、同伴者全員にマナーとして、お礼のLINEを送る女性も少なくありません。楽しくラウンドできたプレーの後ほど、楽しげなLINEでお礼を伝えたくなるのも女性の心理ですよね。

しかしここで、恋愛感情のない異性に対してハートの絵文字やハートが入った図柄のスタンプを多用してしまうのも、男性を勘違いさせがちな言動に当てはまります。

ゴルフのお礼LINEに限った話ではなくとも恋愛感情がない相手に対してハートを多用する女性は決して少なくないのですが、女性慣れしていない男性ほど「ハートの図柄は、好意のある相手にしか使わないものだ」という古典的な思い込みがある場合も多いことから、そんなお礼LINEをきっかけとして、男性の勘違いに火をつけてしまう例も少なくないのです。

勘違いを招きたくない相手には、ハートは控え、ハート以外の図柄で楽しげな雰囲気を出したほうが安全でしょう。

ゴルフは紳士淑女のスポーツではありますが、まだまだ男性のプレー人口に比べれば、ゴルファーは少ないのも実態です。だからこそ、気の合う異性のゴルフ仲間が見つかれば、気軽にラウンドできて楽しいですよね。

しかし好きでもない異性に勘違いをさせてしまえば、ラウンドをきっかけとして想定外の男女トラブルにも発展しかねません。誤解を招くような言動は慎みつつ、楽しいラウンドを心がけてみて!

並木まき/元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。ゴルフ歴15年のエンジョイゴルファー。