ビジネス関係者とのラウンドで一発アウトになる振る舞い

取引先や目上の人物との親睦を目的としたゴルフでは、友人とのラウンドとは異なり、ビジネスシーンとしての気遣いが求められますよね。

自然のなかで楽しむゴルフは、解放的な気持ちになりやすいことから、うっかりするとマナーに欠ける言動をしてしまいがち。しかしそんな“うっかり”のせいで、信用を落とすことになれば、残念すぎます。

メンタル心理カウンセラーの並木まきが、取引先や目上の人物など、ビジネス関係者とのラウンドで一発アウトになりやすい言動をお話します。

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1:服装が華美すぎる

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ゴルフに行く際には、ジャケット着用などのルールはあるものの、オフィスに行くシーンと比べれば華美なファッションを好む人も少なくありません。

しかしビジネス関係者とのゴルフならば、行き帰りの服装はもちろん、ウエアもきちんとした印象のものを選ぶのが無難。ゴルフのマナーを守っている範囲内だったとしても、華美すぎるデザインや遊び心が強すぎるファッションだと、軽率な印象を与えがちなのも確かです。

ビジネス上のお付き合いゴルフでは、コンサバティブなファッションを心がけるのが安全でしょう。

2:お酒を飲みすぎる

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ビジネス関係者とのラウンドでは、お酒が入る場面も珍しくありませんよね。緊張を解いてくれるのは確かですし、適度なアルコールは人間関係の潤滑油になりやすいのも事実です。

しかし、「お酒を飲んだほうが、話しやすいから」「飲むように勧められたから、とことん飲まないと」など、事情はどうであれお酒を飲みすぎるのはアウトな振る舞いになりがち。

アルコール量が増えるほど、自分でも気づかないうちにプレーにも影響が出るのは間違いないですし、言わなくていいことを言ってしまったり、足下がおぼつかなくなったりと、悪影響のもとです。また、お酒に強いタイプだったとしても「ゴルフなのに、飲みすぎでしょ」という印象を相手に与えてしまえば、人間関係に悪影響が出やすいでしょう。

ラウンド中のアルコールは、控えめにしておくに越したことはありません。

3:おしゃべりしすぎる

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ラウンドを通じて人間関係の距離を縮めたい場合には、つい必要以上に相手に話しかけてしまうケースも散見されます。

しかしゴルフは、どんなに和やかなムードであっても、真剣勝負が求められるスポーツ。カートでの移動中など、マナーとしては問題のないシーンでも、ベラベラと空気を読まずに話しかけ続けてしまえば、相手の集中力を削ぐ要因にもなりかねません。

親しい友人など、なんでも言える間柄ではないかぎり「少し静かにして」とは、指摘しにくいもの。同伴者と親しくなりたいのが目的であったとしても、ラウンド中には、矢継ぎ早に喋り続けないことが気遣いにもつながります。

ビジネス関係者との親睦ラウンドは、上手に使えば、人間関係の潤滑油になるシチュエーション。しかし一方で「この人とは相性が悪そう」と思われてしまえば、仕事にも悪影響が出やすいのです。お心当たりがあった女性ゴルファーは、ぜひ気をつけてみてくださいね。

並木まき/元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。ゴルフ歴15年のエンジョイゴルファー。