同伴者のロッカールームでの振る舞いは、同性ゴルファーから意外と目につくもの。また、見知らぬプレーヤーの振る舞いであっても、「もうちょっと周りの人のことを考えてもらいたい……」などと思われてしまっている女性も散見されます。
プレー中には周囲に気を配っている人でも、ひとたびロッカールームに入るやいなや、予想もしなかった本性が見え隠れする話も珍しくありません。
魑魅魍魎（ちみもうりょう）な人間模様分析を得意とするメンタル心理カウンセラーの並木まきが、周囲からドン引きされがちな女性ゴルファーのロッカールームでの振る舞いをご紹介します。
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1：なんでも集団行動したがる
プレー前の支度のタイミングやプレーのあとの入浴時間に、ロッカールーム内でやたらに同伴者の女性と集団行動をとりたがる女性は、面倒がられる存在にもなりやすいです。
日頃からの仲良しグループの女子会ゴルフならまだしも、コンペなど世代も価値観も異なる同伴者同士ならば、ロッカールームにいるときくらいは、自分のペースで動きたい人も多いもの。それなのに「ひとりでは行動できません！」とばかりに、準備を急かしたり浴場内でも一緒に行動するよう促したりする人がいると、同伴者はプレー以外の疲れを感じやすいのです。
「早くメイク直しちゃいません？ 一緒にパターやりたいですし」「そろそろお風呂から出ません？ 一緒に髪の毛乾かしに行きましょうよ」など、悪気のないひと言であっても、その日のプレーに真剣に向き合いたい人ほど、自分のペースを乱されるだけで、不快な気持ちになってしまう場合も少なくありません。
2：半裸でウロウロ
クラブハウスのロッカールーム内は、同性しかいないとは言っても「公共の場所」であることには違いありません。にもかかわらず、ルーム内を下着姿など、“半裸”でウロウロと歩き回る女性も散見されます。
本人は「同性しか見ていないし」「ここはお風呂場もあるスペースだし」と、自宅の洗面所にいる気分で歩いているのかもしれませんが、拡張高いゴルフ場であるほど、そんな姿でウロウロと歩き回っている女性には違和感を抱く人も多いです。
伝統ある場所ほど「下品」「ゴルフ場の品格を落としている感じ」などと、眉をひそめる人も多いことから、同伴者が恥ずかしい思いをしている可能性も。ロッカールーム内でも、誰かに見られている自覚をもち、上品な振る舞いを心がけたほうが賢明でしょう。
3：大声で携帯電話を使う
ロッカールームの中では、基本的には、どんな行動をしていようと本人の自由です。しかし、これから始まるプレーに向けてメンタルを整えたい人もいれば、プレー後の疲れを癒したい人もいる場所であることを忘れるわけにはいきません。基本的には、他の人の迷惑になるような大声は出さないのがマナーでしょう。
だからこそ、ロッカールーム内で、他の人にも丸聞こえになるほどの大声で携帯電話を使っている人には、ウンザリした気分になるプレーヤーも少なくありません。
電話を使うことが禁止されているわけではなくても、他の人を不快にさせないよう振る舞うのは大人のマナー。どうしても電話を使わなくてはならないときには、できるだけ小声で話すか、ロッカールームから出て、屋外などで話をしているほうがスマートです。
ロッカールーム内での振る舞いは、大人のマナーが問われています。ルール化までされていなくても、その場を使うみんなが心地よく居られるように振る舞うのがベスト。自分では悪気がなくても、周りの人が嫌な気持ちになったり恥ずかしい思いをしたりする行動は控えるよう心がけておきたいものです。
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並木まき／元市議会議員・時短美容家（一般社団法人 時短美容協会・代表理事）。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎（ちみもうりょう）な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。ゴルフ歴15年のエンジョイゴルファー。
（※筆者注 画像は筆者の私物です。文中の効果は筆者の個人的な感想です。）
