もう話題に困らない!関係性が薄い同伴者とのラウンド中の会話ネタ

ラウンド中には、同伴者と共通の話題が少ないときほど、世間話のネタに困ってしまいますよね。ビジネス上の取引先や見込み客とのゴルフであれば、いくら世間話と言ってもへたなことは言えないので、話題選びで頭がいっぱいになってしまって、ゴルフどころじゃなかった!なんていう話も聞こえてきます。

世間話は、あからさまに世間話だとわかると、相手も興醒めすることがありますから、気軽に話せるけれど、わざとらしくない話題を用意しておくと安心です。

メンタル心理カウンセラーの並木まきが、ラウンド中の世間話で使いやすいネタについて解説します。

◆ラウンド中には「サクッと話せて、わかりやすい話題」が便利!

ラウンド中には、ホールを移動する合間などにサクッと話せて、相手が理解しやすい話題があると便利です。

ビジネス仲間とのプレーでも、小難しい話はラウンド後に回したほうが、ゴルフに集中しやすいでしょう。

世間話の定番は「天気」や「スコア」あたりですが、それだけだと場が持ちにくいのも確かですから、バリエーションを用意するほど、会話がスムーズです。相手を選ばずに使いやすい話題のバリエーションについて、具体的にご紹介しましょう。

1:ライトな話題にとどめる近況報告

イメージ/Getty Images

自分の近況報告をすると、相手に対して「もっと親しくなりたい」「あなたのことを警戒していません」というメッセージにもなるので、おすすめです。

細かい近況報告までは不要で「最近、子どもが幼稚園に入って」「昨日、オムライスを作ったら、なかなか美味しくできたんです」など、一文で済むようなライトな話題を選ぶと、返事をする相手の負担にもなりません。

もしも相手に似たような近況があれば、そこから会話が広がることもあるので、ラウンド前に、最近の自分にまつわる出来事から、いくつか話題をピックアップしておくと、言葉が出やすいですよ。

2:天気の話題は「プラスアルファ」が大事

イメージ/フォトAC

天候は、ラウンドにも直結する話題なので、プレー中の雑談でも多く耳にしますよね。しかし「晴れてよかったですね」「雨が心配ですね」程度の会話だと、あからさまに世間話な雰囲気があるだけでなく、それで会話が終わってしまうこともしばしば。

天気の話題を出すなら、プラスアルファのネタを用意しておくとスムーズです。

「来週だと台風がくるなんて言われていますから、今日は晴れてよかったですね」「雨が心配ですが、さっき天気予報を見たら16時過ぎから降るようなので、どうにかもちそうですね」などと、ただ現状の天気を話すだけでなく、何らかの情報を加えると、取ってつけたような世間話に聞こえにくくなります。

3:飼っているペットのこと

イメージ/フォトAC

同伴者が飼っているペットの話に興味をもたない人もいるものの、ペットの話のいいところは、“誰も傷つかない”ところにあります。

共通の知人の話などを出すと、悪口や噂話のように聞こえてしまうこともありますが、ペットの話であれば、その心配がなく、さらに擬人化して話すこともできるので、話の幅を広げて、オチのある話にもつなげやすい利点も。

「今朝、ゴルフに行くのがわかったみたいで、出かける前にウチのペットが拗ねちゃって、大変でした(笑)」、「うちの猫は今日のゴルフウエアが好きで、これを着ると私から離れないんですよ(笑)」など、場をつなぐのには十分な話題を提供しやすいうえに、聞いているがわも負担にならない会話がしやすいことから、気軽に扱えます。

同伴者との関係性が薄い場合ほど、ラウンド中の雑談ネタには、困ってしまう人も多いですよね。雑談が苦手な人は、あらかじめ「今日は、会話に困ったら、このネタにしよう」といくつか話題の目星をつけておくと、スムーズな会話をしやすくなりますよ。

並木まき

並木まき/元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。ゴルフ歴15年のエンジョイゴルファー。

おすすめの関連記事