気になっている男性からラウンドに誘われれば、それだけで舞い上がってしまう女性も多いですよね、しかし、特に恋愛対象として意識している相手ではなくても、単なる「ラウンド仲間」として女性を誘う男性も少なくないことから「プレーに誘われた＝脈あり」というわけにはいかないのも、ありがちな話です。
そこで今回は、メンタル心理カウンセラーの並木まきが、ゴルフに誘ってきた男性が、恋愛対象ではない女性に対してやりがちな行動をご紹介します。
◆2サムのお誘いでも「脈あり」とは限らない！
男性から2サムプレーに声をかけられれば「ひょっとして、私に好意をもってくれている……!?」と感じても、不思議ではありません。一般的には異性を二人きりの場に誘うときには「デート」のお誘いであることが多く、2サムプレーとなればおよそ丸1日を二人で過ごすわけですから「好きじゃない人とそんなに長時間、一緒に居るとは思えない」と深読みしたくなる気持ちもありますよね。
しかし、ゴルフをする男性の中には、単に「ゴルフがしたい！」というだけで異性を気軽に2サムプレーに誘う人も決して少なくない現実も。つまり「この日にゴルフがしたいから、誰か一緒に行ってくれる人はいないかな？」という軽い気持ちで、ゴルフをする知り合いに手当たり次第に声をかけているパターンもあります。
ですので、2サムのお誘いでも「脈あり」とは限らず、誘われたからと舞い上がってしまうと、ひとりで勘違いをしてしまう結果にもなりかねないのです。
◆脈なし男性ほどやりがちな行動って？
そこで、いわゆる「脈なし」の男性ほどやりがちな行動を3つ解説します。ラウンドに誘ってきても、こういった行動があるならば「脈あり」判定はしないほうが無難かもしれません。
【1】ビジネスライクな口調での交通費の割り勘話
ゴルフ場への送迎に相手が車を出してくれるシチュエーションで、いきなりガソリン代や高速道路代金の話題が出てくるようなら、脈ありではない可能性も高めです。
男性は好意を抱いている女性に対しては、特別に格好をつけたがる人が多く、ゴルファーとて例外ではありません。
仮に最終的には割り勘になるとしても、好きな女性に対して露骨にお金を要求する振る舞いは避けたがる人が多いなか、淡々と「今日の交通費は○円で」などとビジネスライクに伝えてきたなら、ただの「ゴルフ仲間」と見ている心理のあらわれである可能性も高いのです。
【2】ゴルフに関係する話以外は話題が広がらない
ホール間の移動中は、カートに乗りながら雑談を楽しむタイミングでもありますよね。そこでもし、彼との間にゴルフに関係する話以外は話題がまったく広がらないとなると、これも「脈なし」である可能性が潜みます。
男性は、好意を抱いている女性以外には自分のことを不必要には明かしたがらない人も多い傾向にあります。そういったタイプの人ほど、ゴルフ仲間とは、ゴルフにまつわる話では盛り上がることができても、それ以外の話題はなるべく浅く済ませようとするので、仕事やプライベートに関する話になると話題が広がりにくいのです。
【3】女性のプレーを褒めない
好意を抱いている女性には、自分を好いてもらいたいと思うのが男性心理です。そのため、好きな人のラウンドでは、大袈裟なほどプレーを褒めちぎるのも、よくある光景のひとつでしょう。
ですので、一緒にラウンドをしていてもプレーを全然褒めてくれないとなると、これも「脈なしサイン」である可能性が高いのです。「褒めない」ということは、それだけ「相手のプレーを見ていない」というあらわれであることも多く、相手にはとことん無関心で、ただ自分がゴルフを楽しむことだけに集中している男性にありがちな行動です。
プレーには誘ってくるのに、恋愛関係は一向に進展しない男性がいるならば、相手は「ただのゴルフ仲間」として声をかけているだけかもしれません。こんな行動が見え隠れするならば、「照れているだけ？」「ツンデレ男子？」などのポジティブ解釈をしすぎることなく、冷静に様子を探ったほうが安心です。
並木まき／元市議会議員・時短美容家（一般社団法人 時短美容協会・代表理事）。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎（ちみもうりょう）な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。ゴルフ歴15年のエンジョイゴルファー。
