ゴルフ仲間から告白された…関係性を壊さずに断るには?

ゴルフ仲間とは、急速に心の距離が縮まりやすいことも影響して、異性として意識していない相手から想いを打ち明けられ、対応に困ってしまったことはありませんか?

ラウンド仲間としては、今後も付き合いを続けたい。けれど、特別な関係になるつもりはない……という相手からの告白は、ありがたいと思う一方で、これまで築き上げた関係性に変化が生じそうで不安も伴いますよね。

そこで、メンタル心理カウンセラーの並木まきが、恋愛感情としての好意を寄せていないラウンド仲間から告白されたときに、関係性を壊さずに断るための心がけをお話します。

◆まずは相手を否定しないことが大事!

好きではない相手から告白をされると、思わず相手の想いを否定してしまう言動に出てしまうことも。お断りをしたあとに影響がない関係であれば、そんなふうにバサッと「NO」を突きつけるのも有効ですが、相手がゴルフ仲間となれば、そうはいかない場合がありますよね。

今後の関係性への影響をできるだけ抑えたいならば、まずは想いを告げてくれた相手を「否定しないこと」が大事です。

具体的には「ただのゴルフ仲間なのに、なんで私のことなんて、好きになったの!?」「友達だと思っていたのに、やめてよ!」などのきつい言い方は、避けたほうが賢明。好いてくれたことへの「感謝」は告げたうえで、思わせぶりな返事は避け、今後も今の“いい関係”を継続したい旨を冷静に伝えられればベストでしょう。

◆付き合うつもりはないゴルフ仲間から告白されたあと…どうするべき?2つ

「交際はできない」と伝えたあと、すぐに今までのような関係を続けることは、相手の想いが深いほど、難しいもの。波風をなるべく立てずに、これまでの関係を維持するためには、焦らずに対応することも必要です。

1:時間が解決するのを待つ

こういった話は、単純に「時間が解決」することも少なくありません。告白してきた相手とは、しばらくのあいだは、これまでのようにラウンドで顔を合わせないようにすることも、関係性を壊さないための行動に。

自分だけ仲間とのラウンドを欠席するのは面白くないかもしれませんし、最初のうちは「自分がいるから、ラウンドに来なくなったのかな」と相手に思わせてしまいやすい面もあるのですが、告白してフラれた相手が目の前にいると、“未練”が強まる人も多いことから、早期に解決したいときほど「顔を合わせないこと」は、思っている以上に有効だったりします。

2:共通のゴルフ仲間に言わない

告白してきた相手を知る人に対して、想いを告げられたことをペラペラと話してしまうと、予期しないトラブルや感情がこじれる原因にもなりやすく要注意です。

共通の友人や知人を介して、やがて本人の耳に入る可能性も高く、仮に友人や知人に対して“口止め”をしていたとしても、話が漏れるリスクは想定しておくべきです。

フラれた話は、できるだけ周囲に知られたくないと考える人も多いことから、こういった話が漏れているとわかっただけでも、不必要な怒りを招くことがあります。このパターンでは、フラれた事実そのものよりも、その後の対応のせいで関係が悪くなる話も多いことから、相手の立場を思いやるに越したことはありません。

どうしても誰かに言いたいときは、共通の友人や知人ではなく、相手を知らない“まったくの第三者”に話す程度にとどめるほうが安全です。

ゴルフ仲間から不意打ちで告白をされると、どう対処するべきか困ってしまいますよね。今後の関係を悪化させず、これまで通りにラウンド仲間としての距離感を保ちたいときほど、告白された直後には、相手を思いやりながら無用な刺激をしないような間柄をキープできればベストでしょう。

並木まき

並木まき/元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。ゴルフ歴15年のエンジョイゴルファー。

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