付き合いにくい…“姉御系ゴルフ仲間”の困ったエピソード3選

ゴルフ歴が長くなると、老若男女を問わずにいろいろな人と知り合う機会に恵まれますよね。普段の行動範囲だけではなかなか出会わないキャラクターの人と出会えるのも、ゴルフにおける魅力のひとつです。

しかし一方で、接し方に慣れないタイプの人とのラウンドでは、どうやっていい関係を築いていくか悩んでしまうことも。そのなかでも姉御タイプの女性には、苦手意識を抱く女性ゴルファーが残念ながらも少なくないようです。

メンタル心理カウンセラーの並木まきが、姉御系女性ゴルファーにまつわる困ったエピソードを集めました。

1:距離を置きたくても置けない“スポ根的姉御” 

「仕事の関係者が連れてきた年上女性は、THE・お局タイプ。ゴルフでも何かと仕切らないと気が済まないみたいで、少しでもモタついていると『急いで!』『クラブもっとたくさん持って!』などと声かけをしてくる姿が、まるで“スポ根”なんです……。

次回ラウンドの予定もその場で決めたがりで『今決めないと、話が流れちゃうからね〜』と言いながら、その場で全員の予定をチェック。本当は距離を置きたいんですが、次のラウンドを強制的に決められちゃうので、なかなか距離を置けずにいます。

ドタキャンなんてしようものなら来なかった人の悪口を言いまくるので、どうやって離れようかとマジで悩んでいます」(33歳女性/デザイン関係)

2:親切の押し売り系姉御

「友人の紹介で知り合った10歳年上の女性ゴルファーは、ラウンドでお会いするたびに色々な手土産を持ってきてくださるんです。

それがけっこう高額なお菓子であることが多く、最初のうちはありがたくもらっていたのですが、途中からは貰いっぱなしってわけにもいかないと思い、こちらからのお返しも持参するようにしています。

ゴルフのプレー代だけでもけっこうかかるのに、その人が参加するラウンドには手土産も持っていかなくてはいけないのが正直、負担で……。先方は親切心でやってくれているのはわかるのですが、普通にゴルフを楽しみたい私にとっては親切の押し売りみたいに見えちゃって、最近ではどうやってその人が来るラウンドを避けようかと考えています」(37歳女性/IT事務)

3:褒めながら嫌味を言う姉御

「ゴルフ仲間がたまに連れてくる50代女性のゴルファーは、基本的には年下女性をまずは褒めるんですけど、その後で必ず“けなす”んですよね。

例えば『今日もウエアが素敵!これでスコアも100切っていたら最高のゴルファーなのにね〜』とか『メイクが上手〜!私もメイクを教えてもらいたいけど、ゴルフに派手なメイクをしたらパパ活女子みたいに見えるよね(笑)』とか、そんな感じです。

笑顔で言ってくるんだけど、そこがまた怖い。若い頃、そこそこ綺麗だっただろうなと思う外見の人なので、年下女性が自分より注目されるのが嫌みたい。

嫌われると怖いので、その人がいるラウンドではなるべく目立たないようにおとなしくしているんですが、かなり疲れますしラウンドが楽しくなくなりますね……」(33歳女性/小売)

女性同士の関係性は、些細なことをきっかけとして大きくこじれてしまうこともありますよね。せっかくいい出会いに恵まれたと思っても、ゴルフを通じて交流を深めていくうちに、困った事態へと発展してしまう関係性もあるようです。

相手がグイグイと迫ってくる性格の場合には、そっと距離を置くにしても現実にはなかなか難しいもの。上手にフェイドアウトを狙えれば波風が立たずにベターなのですが……、計画どおりにいかず悩んでしまう女性ゴルファーも少なくないでしょう。

ストレスを感じるようであれば、ゴルフ仲間に相談を。関係をこじらせる前に、いい関係につながるよう、うまく周りが協力してくれるかもしれません。

並木まき

並木まき/元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。ゴルフ歴15年のエンジョイゴルファー。

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