憧れの年上女性とゴルフを通じた出会いがあると、嬉しくなりますよね。普段はなかなか出会えない理想の“年上女性”が身近に現れると「私も、あんなふうになりたいな〜」と思う人が少なくないのではないでしょうか。
「ゴルフのプレー中には、性格が出やすい」と言われていることもあって、一度でも一緒にラウンドすれば、相手が“素敵な年上女性”なのか“残念な年上女性”なのか、だいたいのイメージがついてしまうことも少なくありません。そこで今回はメンタル心理カウンセラーの並木まきが、ゴルフ女子たちが感じた“素敵な年上女性”と“残念な年上女性”のプレー中における境界線に迫ります!
【1】ミスしたときに不機嫌or周囲に気遣う
「ゴルフのプレー中には、“ミスをしたときにこそ本性が出る!”って思っています。私が素敵だな〜と思う年上女性は、みんな周囲への気遣いができる人ですね。
例えば、その女性が社会的にもステイタスがあるとミスしたときに周りが妙に気を使ってしまうこともあるじゃないですか。そんなときに『気を使わないいいのよ』とばかりに、ミスを笑いに変えようとしたり自らが気にしないように振る舞ったりする女性は、さりげない振る舞いが素敵だなって思って見ています。
反対に、ミスした途端に不機嫌になる年上女性は最悪ですね…。メンタルが安定していないのが見え見えで、年上なのにカッコ悪いなぁって思ってしまいますし、普段から“お局タイプ”なのかもしれないって警戒しちゃいます」(35歳女性/サービス)
【2】お節介or親切
「年上女性で苦手だと思ってしまうのは、お節介な人です。ゴルフをしているとき、頼んでもいないのにアドバイスをしてくるタイプは、かなりのお節介だと思います。ゴルフ歴が長くて、自分のことを“そこそこゴルフが上手い人”だと思っている年上女性に多い気がしますね。
私は、お節介と紙一重なのが“親切”だと思っていて、この“親切”が自然体でできる女性はかっこいいし憧れます!
この前のラウンドで初対面だった40代女性は、ゴルフ場に行く車が足りないって話になったときに、かなりの遠回りなのに初対面の私に送迎を申し出てくれたり、車内では私が人見知りなのを感じ取ったのか誰でも話しやすい話題を意識的に提供してくれたりと、すごく親切な人で感動しました。
私も、ああいう気遣いができる女性になりたいな〜って憧れます」(32歳女性/販売)
【3】自虐ネタ多めor自虐ネタなし
「周囲の40代・50代の女性に多い気がしているんですけど、ゴルフに限らず年下女性が一緒にいる場で、なぜか自分の年齢を自虐ネタにする人っていませんか?私はああいう年上女性がとても苦手です。
『私はもうオバサンだし〜』、『私みたいに、40代ともなると〜』『この歳だと〜』とかって、やたら年齢のことを自ら口にする人は、話していても相槌に疲れる。そのたびに『まだ若いですよ〜?』って言ってもらいたいのかと、邪推してしまうこともあります。プレー中だと『もう歳だから、体力が〜!』って言い出す人もけっこう見たことがあります。
逆に、素敵だなと思う年上女性たちは、絶対に年齢を自虐ネタに使いませんね。年齢なりに体力の衰えとかはあるんでしょうけど、プレー中もそういう雰囲気を出さないようにしてくれている女性は素敵だなって思います。
年齢の話を自虐ネタで使われても、なかなか話が広がりにくいし、周りに否定してもらいたいのがミエミエ。これは偏見かもしれないけれど、年齢を自虐ネタにする女性って自意識過剰っていうか、“構ってほしい人”が多いような印象もありますね…」(32歳女性/専門職)
年代を超えた友だちができやすいゴルフでは、年下ゴルフ女子から慕われる年上女性と嫌われる年上女性に分かれやすいのも現実ですよね。みなさんの周囲にいる“年下から好かれる年上女性”は、どんな人でしょうか?
並木まき/元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。ゴルフ歴15年のエンジョイゴルファー。