おじさんゴルフで困惑…女子を不快にする迷惑な振る舞い3選

「おじさん」と呼ばれる世代の男性との交流はゴルフ女子にとって学ぶことも多い一方で、ジェネレーションギャップによる困惑を招くシーンも“あるある”のひとつ。

ときには、困惑だけでなく苛立ちまでも感じるような困った振る舞いをするおじさんも散見されます。

ゴルフを通じた場面で女子がおじさんに困惑したというエピソードを、メンタル心理カウンセラーの並木まきが3選ピックアップします。

【1】手加減せずにガチで張り合ってくるおじさんにうんざり

「私はゴルフ歴がもうすぐ10年になるので、最近ではそこそこのスコアで安定して回ります。

ところがそんな私に対して先日一緒に回った知人が連れてきた50代の男性は何かが気に入らなかったのか『俺のゴルフ歴は20年以上だ!』などといきなり張り合ってきたかと思ったら、そのあとのプレーの合間でもちょいちょい威圧的な発言を挟んできて、マジでうんざりしました。

その日は仲間うちで楽しくラウンドしようって感じの集まりだったのに、そのおじさんが私と張り合ってくるせいで、みんなの空気もしらけてしまって。

私がショットでミスをしたときにニヤニヤ笑いながら『これで俺の勝ちだな』と言い放った姿には、私だけでなくその場にいたみんながイラッとしたみたい。負けず嫌いなのは構いませんが、遊びのゴルフなのに場の空気を壊すような振る舞いはNGだと思います」(35歳女性/自営業)

【2】まるで職場の上下関係…パワハラ連発

「コンペでたまたま一緒の組になった40代後半の男性は、見るからにかなり面倒なおじさんって感じの人でした。

その日のゴルフは、そのおじさんが『年長者が1番偉いんだ!』と言い出したことで、まるで職場の上下関係のような雰囲気になってしまって。さらにはパワハラ発言を連発で『君!もっと早く走って!』とか『俺を待たせるなんて10年早い』『みんなが乗ったらカートはすぐ走らせろ!』とかって、みんなのプレーをやたら急かすんです。

特にプレーは遅延していなかったし、普通のスピードで進んでいたのに、そのおじさんのパワハラ発言のせいでみんな調子が狂ってしまって、私も友達もスコアはボロボロでした。

協調性がなく、自分の気分で年下にきつい発言をするおじさんは苦手です!」(29歳女性/アパレル)

【3】思い込みで熱血指導

「知り合いが連れてきた50代前半の男性とゴルフをご一緒したときに、その人の思い込みのせいでいきなり熱血指導のターゲットにされて、かなり困惑しました。

私はまだまだゴルフのスコアはまとまりませんが、きちんと定期的にレッスンにも通っていて、練習中の立場。だからできるだけレッスンで教えられたことを崩したくないのですが、そのおじさんは『君のスイングは○○が悪いから、こうやって直すといいんだ』などと自分の理論を展開し、それを無理やりに押し付けてくるんです。しかも言った通りにやるまでそばでじっと見ているから、おじさんが言った通りにしないとプレーが進まなくて。

途中で見るに見かねた友達が『この子は今、レッスンに通っている最中だから、あまり素人が教えないほうがいいんじゃないですか?』と言ってくれたのですが、それに対して『プロが教えれば上手くなるってもんじゃない!』などと怒り出してしまって…。

なんだかすごく面倒くさいゴルフでした。もちろん、その日以降その男性とはゴルフはご一緒していませんが、その日の熱血指導のおかげでかえってスイングがおかしくなるし、散々な目に遭いました」(30歳女性/秘書)

クセの強いおじさんとのゴルフでは、予想もしなかったアクシデントにも見舞われやすいでしょう。ゴルフは集中力が必要なスポーツなのに、おじさんのせいで集中力を削がれると、思わずイラっとするとともに困惑して無理はありません。

◆並木まき プロフィール

元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。ゴルフ歴15年のエンジョイゴルファー。

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