大型連休には、不倫相手と会えない……は、今や古い話なのかもしれません。今年(2024年)のゴールデンウィークは飛び石の暦になっていることもあり、不倫カップルがゴルフデートを楽しむのにも恵まれているようで……。
元議員でありメンタル心理カウンセラーの並木まきが、GWは意外にも不倫ゴルフが増える理由を解説します。
意外な理由【1】飛び石連休は「仕事関係ゴルフ」のアリバイを作りやすい
休日が連なっている暦と比べて、飛び石になっている連休は旅行に行かずに近場で過ごす人も多いことから、不倫ゴルフでも「仕事の関係で」と、不倫中の夫が家庭へのアリバイをつくって家を出やすい実態に。
4日間や5日間など休日が連なっている連休は、世間全体が「完全お休みムード」になりやすいことから、連休の合間に仕事仲間と会う予定は入りにくい一方で、飛び石の場合にはビジネスムードが継続しやすいので、“連休の合間に仕事仲間とゴルフ”も「この暦なら、ありえるな」と妻が受け入れやすい傾向があります。
この雰囲気をうまく使って「今度の連休中には、仕事仲間と半分プライベートみたいなゴルフに行く」と言えば、家族に疑われにくくスムーズに外出しやすいのでしょう。
意外な理由【2】「妻と子どもだけの帰省」も意外とある
夫の仕事が多忙を極めていたり普段はなかなか休めないので連休くらいは家でゆっくりしたかったりといった事情がある場合には、妻と子どもだけで連休中に帰省をするパターンも珍しくありません。
特に夫婦が不仲ではなくても、妻の実家への帰省であれば、妻としても「夫がいないほうが、気が楽!」という本音があるケースも少なくなく、“夫は自宅で充電、妻は実家に戻って羽を伸ばす”という過ごし方を好んで選ぶ人もいるでしょう。
こうなると、不倫中の夫にとっては好都合。妻の目を気にすることなく不倫相手とゴルフに行けるので、連休中に伸び伸びとゴルフデートを楽しむ……なんていうことも難なくできてしまうのです。
意外な理由【3】「急な人数合わせ」が違和感なく通りやすい
大型連休中に仲間とゴルフを計画していても、家庭の事情や体調によってドタキャンをせざるを得なくなるのも、比較的珍しくはない展開です。
「ゴルフ場が混むだろうから」と早めに予約をした繁忙期のゴルフほど、当日が近づくにつれて事情が変わり「行けなくなっちゃって……」という人が出るのは、“あるある”のひとつでしょう。
そんな背景もあって、連休中に「仲間のゴルフで急に欠員が出ちゃって、ピンチヒッターで明日俺に、ゴルフに来てもらいたいみたい」と夫が言えば、違和感なくOKをする妻も多いもの。しかしこれこそが不倫ゴルフのアリバイとして「作り話」が使われている可能性もあるのです。
不倫をする男性は、妻が疑う時間を与えずにスルリと外出するスキルにも長けているので、こういった「突発的な出来事」を装って、前々から計画していた不倫デートを実行するケースもあります。
◆GWは不倫カップルにもゴルフ日和!?
「連休中は家族と過ごす時間」というイメージが強いものの、現実には不倫カップルにおいてもゴルフデート日和となる場合もあるようです。
けれど、清々しい気分で訪れたゴルフで、まさかの不倫カップルに遭遇するとイヤな気持ちになる人もいますよね。いうまでもなく不倫は人の道から外れた行為ですので、賢い読者のみなさまはくれぐれも道を踏み外しませんように……!
◆並木まき プロフィール
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。ゴルフ歴15年のエンジョイゴルファー。