ゴルフ場でよく忘れ物をしてしまう!楽しい一日を台無しにしないための対策は?

クラブや小物など、たくさんの荷物を持ってプレーするゴルフでは、気づいた時に「あれ、忘れ物をしちゃった!」というのはよくある話です。なかには、自宅の鍵を忘れて、家に入れなかった人もいるとか。多くのゴルファーがよく忘れてしまう物とシチュエーションを把握して、忘れ物をしない対策を考えていきましょう。

バンカー周りやグリーン周りは1番の忘れ物スポット? ショット後は確認して

ゴルフ場での忘れ物の定番と言えばゴルフクラブです。2打目、3打目は進行のことも考えて何本かクラブを持って移動しますが、使わなかった方のクラブを忘れてしまうことがあります。なかでも、バンカー周りやグリーン周りは忘れ物多発エリアです。

バンカーショットは難易度も高く、ボールの行方が気になってしまいますが、ショット後はバンカー内をレーキで整備する必要がありすぐに確認できません。結果を気にする気持ちや進行を遅らせないようにと焦りから、「使わなかったクラブ」を忘れてしまうことがあるのです。

またグリーン周りは、アプローチで使用したクラブを忘れてしまうことがあります。グリーン上ではパッティングに集中するので、カップインした時の達成感でそのままカートに向かってしまうこと。また、後続者が待っている状況だと、慌ててカートに向かってしまい、ウェッジなどの確認をおろそかになってしまうのです。バンカーとグリーン周りは、心理的にも忘れ物をしやすいシチュエーションがそろっています。忘れ物対策と同伴者との声かけなど助け合いが大切です。

バンカー周りは、レーキの近くに使わないクラブを置くことが対策の1つです。バンカー整備時にクラブが目につくので、忘れにくくなるでしょう。グリーン周りは、パッティングに入る前に、次のホールやカートへの導線上にウェッジを置いておくことが対策になります。また、あなたが先にホールアウトしたなら、グリーン周りのクラブを集めたり、声掛けをしてあげると忘れ物が減って、お互い気持ちよくプレーができるようになります。

◆ヘッドカバーや距離計などの小物はティイングエリアに多い!

ティイングエリアは、ドライバーのヘッドカバーレーザー距離計電子タバコなどの小物の置き忘れが多いスポットです。忘れ物の定番はヘッドカバーで、ショットの内容が悪かった場合に、慌ててカートに向かってそのまま忘れることがあります。ゴルフビギナーに多いのは、電子タバコとレーザー距離計。電子タバコは、慌てて走ったり、ポケットからティを取り出そうとして、落としてしまうケースが多いようです。レーザー距離計に関しては、パー3で使用した後、地面に置いたまま忘れてしまうケースがあげられます。

ゴルフに限らずさまざまなシチュエーションでも言えることですが、極端に集中している時や逆に緊張が緩和した時などは、忘れ物をしやすいタイミングと言えます。ヘッドカバーは、初めからカバーを外してカートに入れておいてもよいでしょう。クラブが傷ついてしまう恐れがあるかもしれませんが、ゴルフカバー忘れが頻発するようなら、ゴルフ場の事も考えて検討してみてください。

電子タバコやレーザー距離計は、腰に付けられる小物入れを用意すると良いかもしれません。ティイングエリアは忘れ物をしやすい場所ですが、小物入れなどを使用して忘れ物を未然に防ぐ努力をしましょう。

◆帰る前にもう一度確認! 貴重品は持っていますか?

ロッカーはしっかり確認したにもかかわらず、財布や自宅の鍵などを貴重品ロッカーに置き忘れにしてしまった。さらに雨の日は、レインコートやゴルフシューズを乾燥室に置き忘れてしまうことがあります。スマホなどでキャッシュレス決済していると、会計時に財布を触ることがないので忘れ物に気づきにくくなることもあるのです。

◆忘れ物をしないためにも、声掛けと適時確認をしよう

ゴルフ場に物を落としてしまうと、スタッフや他のプレーヤーに迷惑が掛かります。あなた自身も「紛失したかも」と不安に思ってプレーに集中できなくなってしまいます。忘れ物を未然に防ぐためにも、バンカーやグリーン周りなど忘れ物をしやすい所では、お互いに声掛けをしましょう。さらに、スタート時やハーフターンの前後、帰り支度をするときなどに必ず、荷物が全てそろっているかチェックする習慣をつけるといいでしょう。

取材・文/夢書房

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