ゴルフ版「マーフィーの法則」を知ってますか?くすっと笑えるゴルフあるあるを紹介します!

マーフィーの法則をご存知でしょうか。意図しない結果に悲哀が混じるユーモラスな法則として、一時期日本でも流行しました。現在では「あるあるネタ」と言えばわかりやすいかもしれません。今回は、あなたもどこかで聞いたことのあるゴルフ版マーフィーの法則を紹介します。

◆マーフィーの法則とは?

マーフィーの法則の1つに「うっかりトーストを落とすと、バターのついた側が下になる」といった、やるせない出来事があります。

この法則はエドワード・A・マーフィーという、アメリカの航空工学者がまとめた経験則から、世間でも広く知られるようになりました。日本でも1993年7月に発売された英語版の訳本がベストセラー化。この流行により、さまざまな状況におけるあるあると思わせる法則を、多くの人が楽しむようになりました。

もちろん、ゴルフにおいてもこの法則は存在します。次からは、悲しくも面白い、シュールなゴルフ版「マーフィーの法則」を紹介します。

【練習場編】マーフィーの法則

「お手本で打ったショットがミスショット」
初心者のショットを見かねてアドバイスをしてくる人はいつの時代もいます。「こう打つんだよ」と言って打ったショットがミスショットだったとき、周囲の人は笑っても、教わった本人はどうリアクションしたらいいか困るケースです。

「混んでいる練習場でやっと空いた打席に入ったら、前の人がレフティだった」
お互いのスイングが丸わかりのお見合い状態です。打席の間に仕切り板があれば、お互いの姿を気にせず練習ができます。しかし、仕切り板がないとお互いのショットが丸見えとなり、タイミングが重なったときなど練習に集中できません。どちらかの練習が終わるまでは気まずい時間が続きます。

【コース編】マーフィーの法則

「トイレに行きたいときに限って、茶店が遠い」
お昼にビールやコーヒーを飲む人にありがちな出来事。後半がスタートすると不思議とトイレに行きたくなります。そんなときに限って、茶店があるホールは当分先といったショットに集中できない時間が続きます。

「前に人がいるときに待ってから打つとミスショットになり、どうせ届かないと打つとナイスショットが出る」
グリーンが空くまで待ったあとのショットは上手くいかないのに、飛ばないからと思って打ったらナイスショットがでてしまった。そんな経験は誰しもがあるかもしれません。ミスショットとナイスショット、どちらの場合も気持ちは焦ります。

「新品のボールを打つとOBに行きやすく、OBゾーンで拾ったロストボールはなかなかなくならない」
気持ちを入れ替えようと新品ボールを使ったホールに限って、ティショットがOBに。一瞬で千円近いボールがなくなります。一方で、たまたま見つけたロストボールが何ラウンドも生き延びるという、何とも皮肉な結果を突きつけられます。

「グリーン周りのバンカーから打つと、反対側のバンカーに入る」
反対側のバンカーにホームランしたら嫌だなと感じたら、まず入るのがマーフィーの法則です。パッティングがオーバーした後の返しがショートしてしまうのも、よく見かける光景ではないでしょうか。

【番外編】

「渋滞時に空いている車線に変更した後に、元いたレーンのほうが先に進む」
ゴルフ場に向かう高速での出来事。渋滞で進んだり止まったりを繰り返すなか、空いているレーンに車線変更した途端、元のレーンがどんどん進んでいく悲しいケースです。渋滞時は追い越し車線が一番遅いといった法則も存在します。

自分には関係ないと感じた人も、ひょっとしたら次のゴルフで体験するかもしれません。本人には悲しい出来事でも、ゴルフ談義としては楽しめる経験則ではないでしょうか。

取材・文/夢書房

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