車がないとゴルフはできないの? 車なしゴルファーでもゴルフライフを満喫できる方法とは

「ゴルフは車がないとできない!」と思っていませんか?たしかに車があると便利ですが、車がなくても十分にゴルフを楽しむことができます。最寄りの駅からクラブバスを運行しているゴルフ場もありますし、ゴルフ場検索サイトの「そうだ、電車でゴルフに行こう!」というバナーから関東圏のゴルフ場を検索できます。車なしゴルファーでもゴルフライフを楽しめる方法をご紹介します。

◆練習用クラブケースを活用してゴルフ練習場へ

車がないとゴルフができない理由の一つに「キャディバッグの持ち運びが大変」ということが挙げられます。そんな時に活用したいのは、練習用クラブケース。練習へ行くだけならば、これひとつに必要なクラブを入れて持ち運ぶだけで充分です。
クラブケースは一般的に4〜7本のクラブを収納でき、付属のポケットや小さなバッグなどにグローブなどの小物を入れられます。クラブケース自体の重量は300〜500gで、ストラップが付いているため持ち運びも簡単です。クラブケースを肩にかけてスマートに電車や徒歩で練習場に向かうことができます。ただし、クラブケースは長さが110cm以上あるので、周りの人に当たらないように気を付けましょう。

もし、練習中に持ってこなかったクラブを使いたくなったら、練習場にレンタルクラブがないか問い合わせてみましょう。レンタルクラブがあれば、クラブケースだけでも十分に練習ができます。

◆クラブバスを利用して車なしラウンドを楽しむ

近年、免許証を持っていない人も増えていますが、免許証がなくてもラウンドは楽しめます。ゴルフ場予約サイトでは「電車でゴルフ」などのカテゴリー分類がなされていることもあります。クラブバスを運行しているゴルフ場がピックアップされているので、上手に活用してみましょう。クラブバスがない場合も、駅近くのゴルフ場なら同伴者とタクシーを利用する方法もあります。エリアを厳選し、同伴者と割り勘したりキャディバッグを持参すれば、バッグの往復郵送代程度にタクシー費用を抑えられることもあるでしょう。

車なしゴルファーならではの注意点もあります。まず、キャディバッグを郵送する場合、到着するタイミングには注意が必要です。遅くともプレー日の前日に到着するように手配しましょう。とくに、平日に郵送の手続きを行う必要がある場合は、仕事のスケジュールを考慮して準備しましょう。また、クラブバスが予約制のゴルフ場もあるため、事前に確認はマストです。また、公共交通機関を利用する場合は、ラウンドやクラブバスの時間に間に合うように電車やバスの時刻も確認しておくことが重要です。そして事前に車に積んでおくことができないので、忘れ物がないように注意しましょう。

月1回ペースでラウンドするなら、ゴルフがちょっとした旅行気分になりますね。車を運転しないなら、ランチやラウンド中にちょっと一杯、という楽しみ方も選べます。仲間と一緒ならば、帰りの電車で反省会という名の「19番ホール」を楽しむこともできますし、同伴者に気を遣わずうたた寝…というのもOK。
車がないと不便に感じることもありますが、ゴルフの楽しみ方は無限にあるので全く困ることはありません。

◆レンタカーやカーシェアという選択肢

同伴者に免許証を持っている人がいれば、レンタカーやカーシェアでみんなで行くのもおすすめです。レンタル代金や交通費、ガソリン代を割り勘にすれば比較的安価でゴルフ場に行けます。カーシェアの場合、普通乗用車が多いですが、レンタカーなら少し大きめの車種を選ぶことでキャディバッグも積むことができます。ラウンド前日に練習したい人や、平日にキャディバッグを送る余裕がない人には大きなメリットです。

普段運転していない場合、地域の交通量を把握するのが難しいので、出発の時間帯には最新の注意が必要。平日と土日で大きく異なる場合もあるので、渋滞に巻き込まれてもプレ―に問題がないよう、出発時間を調整しましょう。また、帰りも渋滞が予想されるため、車の返却時間は余裕を持って設定しておくと安心です。

同伴者に車を持っている人がいれば、一緒に乗せてもらう方法もあります。自家用車なら同伴者の自宅などでピックアップすることも可能です。その際は費用は割り勘にするだけでなく、運転手の負担を軽減させるために心配りをすることを忘れないようにしましょう。

車を持たない選択肢が普及する中でも、ゴルフを楽しむ方法は無数にあります。「車がないから…」と尻込みせずにラウンドを楽しみましょう!

取材・文/夢書房

おすすめの関連記事