猛暑でもお盛ん!? 呆れた不倫ゴルフ事件簿

猛暑でも、不倫をする人には関係ない話なのかもしれません。誰もが暑さで何をするのも面倒になりがちなときでも、不倫をする人はせっせと逢瀬に励んでいる様子……。

そしてそんな姿を、冷ややかな目で見ている人も少なくありません。

元議員でありメンタル心理カウンセラーの並木まきが、女性ゴルファーたちが見かけた「猛暑に呆れた不倫ゴルフ」にまつわるエピソードをお届けします。

【1】暑いゴルフのあとさらにデートに出掛けて熱中症に

「知り合いの不倫中女子と、その不倫相手の男性とゴルフに行ったときの話です。

その日はかなりの真夏日で、ゴルフをプレーし終わった段階でもかなり体力をもっていかれていて、私はもうヘロヘロ。

だけどその不倫カップルは、ゴルフのあとにサンセットの海辺に行くんだと言って、張り切って出掛けていました。

『この暑いなか、元気だよなぁ』って呆れて見ていたのですが、後日になってから、その女子が海辺で熱中症になってしまって大変だったと聞いて、唖然。あれだけ暑いなかゴルフをプレーして、そこからまた屋外デートなんて出かけたら、そりゃあ体調を崩すよね……って思いました。

不倫だと、会える日が限られるから、予定を詰め込みたくなるのでしょうか?普通に考えて、体力的にかなりキツいデートプランだと思っちゃったので、体調には同情しましたが、呆れてしまいました」(36歳女性/マスコミ)

不倫をする人は「ゴルフ」と言えば家を出やすい傾向もあるので、ゴルフのあとにデートの予定を立てる場合も多いのかも。

けれど連日の猛暑で体が疲れ果てているなか、さらにゴルフのプレーをしてからお出かけとなれば、よほどの強靭な体の持ち主でなければバテてしまいそうですよね。

【2】見ているだけで体感温度が上がりそう

「取引先の関係者で、不倫中の人がいます。接待ゴルフでたまに一緒になるのですが、なぜか不倫相手の女性を呼びつけて一緒にプレーをするので、私はいつも素知らぬ顔をするようにしています。

だけど、この暑さなのに、プレー中にもイチャイチャするのは、本当にやめてほしい!

ただでさえ暑いのに、その不倫カップルのせいで、体感温度が何度か上がるほど暑苦しいんです。

本人たちは、不倫中だってことを私たちが認めていると勘違いしているようですが、とんでもない。取引先だから波風を立てたくなくて、見て見ぬふりをしているだけなのに、黙認されていると思って平然とイチャイチャしているところが痛いなって思います。

まだその男女は不倫をして半年くらいなのですが……、ぼちぼち別れないかな〜と冷ややかな目で見ているところです」(38歳女性/IT)

体感温度を上げるほどのイチャイチャを、冷ややかな目で見ているというコントラストが皮肉ですね。文句を言われないからといって認めてもらっているわけではないのに、不倫をする人はときに盲目化してしまって、常識を忘れてしまうこともあるのでしょう……。

◆身近に不倫カップルが存在すると苦悩を抱えがち

仕事の関係者や取引先など、身近に不倫カップルがいると苦悩を抱えがちなのも否めません。

当人たちは「誰にも迷惑をかけていない」と思っているかもしれませんが、秘密を無理やりに共有させられる側からすると、ストレスに感じたり苦悩を抱えたりする理由にもなりますよね。

ゴルフ仲間だとしても、ゴルフに行くたびに嫌な気持ちになってしまうのは残念すぎます。不倫カップルと関わることによって嫌な気持ちになるようなら、思い切って距離を置くのがベター。暑いとイライラも募りがちですし、せっかくのゴルフがいい思い出になるよう、不快感を引きずらない人間関係を目指していきましょう。

◆並木まき プロフィール

元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。ゴルフ歴15年のエンジョイゴルファー。

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