女子ゴルファーをモヤモヤさせる、レディスティの“狭い・凸凹・傾斜”問題

女性ゴルファーの増加に伴い、女性向け設備やサービスに注力しているゴルフコースが増えています。ただ、実際のシーンでは「困った……」ということはまだまだ多いもの。今回は、トイレと同じく女性ゴルファーのモヤモヤのタネ「レディスティ問題」に注目していきます。あなたも経験、ありますか……?

◆レギュラーティはきれい。でもレディスティ、なんか雑…?

レディスティはその名の通り、飛距離の面ではどうしても劣ってしまう女性が、男性とも対等にゴルフを楽しむために用意されている女性のためのティイングエリアのこと。多くの女性が使っていますし、ほとんどのコースでは区別なくどのティイングエリアもきれいに整備されていますが、モヤモヤを抱えることもあるようで……。

「レギュラーティと比較して、レディスティは幅も奥行きも狭いところが多いように感じます。狭い上にボコボコしていたり、傾斜があったりすると、どうしても構えにくくて不便です」(Chacha/ゴルフ歴1年~5年未満)

「レディスティだけ芝が剥げてしまっていることも。ティイングエリアそのものが狭いから、ティをさす場所が限られるので困ってしまいます」(みー/ゴルフ歴10年~15年未満)

目標を狙いにくいような、“無理やり作りました”感のある場所に設置されているコースでプレーしたことがあります」(なつ/ゴルフ歴20年~25年未満)

「ショートホールだと、男性と同じティイングエリアを使用するために、ほとんど距離が変わらないコースがあった。女性でショート150ydは結構きつい……」(馬面/ゴルフ歴20年~25年未満)

「レディスティが平坦でなく、馬の背や傾斜がついているコースがありました」(なつ/ゴルフ歴5年~10年未満)

打ち下ろしや、谷越え・池越えが終わってからレディスティが設置されているコースがあり、景観が悪かったり、思い切りゴルフが楽しめなかったりします」(ゆうま/ゴルフ歴5年~10年未満)

レディスティだけ100ヤード短いとか、やたらと遠いのはちょっとイヤですね。でも、レギュラーティからレディスティまでの距離が短いと、カートに乗らずに毎回ティショットのときに走ることになるのも、それはそれで……」(ちぇる/ゴルフ歴1年~5年未満)

トイレ問題も切実ですが、ティイングエリアはゴルフの楽しみそのものだけに多数の意見が殺到しました。レディスティの位置やメンテナンスの状況、凹凸、広さなど、どうしてもレギュラーティと比較してしまいますよね。景観が悪いところに作られていたり、メンテナンスが行き届いてない点にはモヤモヤを抱える人は多いようです。「じゃあレギュラーティからプレーしろよ!」というのも、距離を考えると難しい話。ゴルフ歴が浅い女性にとっては距離が短いのはうれしいことですが、どのティからプレーしても料金は一緒です。ちょっぴりモヤつくのも仕方がないのかもしれませんね。

芝が剥げているという事について、ティイングエリアでダフってしまったときには必ず目土をするなどのマナーも決して忘れてはいけません。こちらの記事も参考にしてくださいね。また、女性ゴルファーの満足度が高いコースをセレクトした記事を公開しているので、ぜひチェックしてみてください。

※読者のコメントや練習法は編集の都合上、変更している箇所があります

※このアンケートは2024年6月に実施した内容です。インターネット調査 (N=119) 
イラスト/しょうこ

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