ゴルフを通じて知り合った男性から、ゴルフ自慢をされた経験のある女性ゴルファーは意外と多いよう。「定期的にプロと回っている」「名門ゴルフ場の会員権を持っている」「高級クラブの新作を買い揃えた」などなど、ゴルフ自慢をする男性のネタには事欠きませんよね。
ゴルフはハイスペ男性とも出会いやすいと言われるだけに、自慢話をする男性との遭遇率も、実は高めかもしれません。
けれど、こういった男性とはお付き合いをすべきではない!と断言できるだけの理由があります。元議員でありメンタル心理カウンセラーの並木まきが、ゴルフ自慢が好きな男性とのお付き合いは慎重になったほうがいい理由をお話します。
◆理由1:自慢が好きな男性は聞いてくれる人を常に求めているから
自慢が好きな男性は、自慢話をしたときに「すご〜い!」や「さすがですね〜」などと褒め言葉が返ってくる展開が大好き。
そのため、自慢話をしても「ふーん」などと反応が薄い人と話してもつまらないと感じやすく、常に自分の自慢話を聞いてくれる相手を求めている傾向にあります。
こういった男性をパートナーに選んでしまうと、付き合ったあとも彼の自慢話に延々と付き合わなくてはならないだけでなく、彼が望むような相づちを打たないと、露骨に不機嫌になるパターンも典型的。いわゆる「疲れる関係」が待っているリスクがものすごく高いのです!
自慢話なんて、そのうち飽きるはず…と期待していても、自慢好きな人は年齢を重ねてもずっと変わらないケースが多いんですよね。
◆理由2:実は人望が薄いタイプが多いから
自慢好きな人には社交的なタイプが多いので、一見すると友だちが多いように見えて華やかな生活をしている男性も少なくありません。
しかし他人の自慢話を喜んで聞く人は少ないことから、自慢好きな男性と信頼できる友人として交流をしている人となると、話は別!正面上は親しくしていても、内心では自慢好きな男性に対して「面倒臭い人だな」や「できるだけ関わりたくない」といったマイナスな印象を抱いているケースも多いでしょう。
信頼関係のある友人が少なく人望が薄い男性をパートナーにしたせいで、自分まで同類に見られたり周囲の人たちが心に壁を作りながら接してきたり……といったリスクは思いのほか高め。彼との関係を続けている以上は、周りからカップル単位で見られてしまい、自分まで信用を落とすことにも繋がりかねません。
彼のせいで交友関係が薄くなるような展開は、残念すぎますよね。
◆理由3:自慢ネタが枯渇してくると不機嫌になるから
ゴルフ自慢が大好きな男性でも、スランプや人生の転機は訪れるもの。これまでスコア自慢をしていた人でも、加齢によって体力が衰えたり、スランプに陥ってコンディションがなかなか上がらなくなったりすることだってあります。また名門ゴルフ場の会員権を自慢していた男性でも、仕事がうまくいかなくなってこれまでのように会員権を持ち続けるのが難しくなる場合もあるでしょう。
自慢好きな男性は、自慢ネタが枯渇してしまうと、途端に人が変わるケースが少なくありません。彼らは自慢をすることで人との社交を楽しんでいるので、ネタが枯渇してしまうと不機嫌になりやすいだけでなく、あらゆる物事に対して無気力になってしまうことも……。
自慢がバイタリティの源になっている男性が元気を取り戻すには、再び自慢できるネタが見つけるしかないので、こういったパートナーに選んでしまうと気苦労や負担が大きくなる面は否めません。
自慢好きな男性から自慢を取ってしまうと、何も残っていなかった……という話は意外と少なくないんですよね。
◆一緒に楽しくゴルフを楽しめるパートナー選びを
「俺ってすごいでしょ?」とばかりにゴルフ自慢をしてくる男性よりも、純粋にゴルフを一緒に楽しめるパートナーを選んだほうが、ゴルフライフは格段に充実します。
普段は自慢屋の男性なんて避けている女性でも、婚活中でハイスペな男性を探しているときほど、ゴルフ自慢をする人に引っかかりやすい面も。
「結婚相手には条件のいい人を!」と意気込みすぎてしまって、彼の自慢話を友好的に受け止めた結果、交際してから大後悔!という話も見聞きしますから、自慢好きな男性と出会ったときには、くれぐれもご用心くださいね!
◆並木まき プロフィール
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。ゴルフ歴15年のエンジョイゴルファー。