男性たちは、あえて口には出さなくても、女性ゴルファーの装いを見て「センスがない!」なんて辛口なジャッジをしていることもある模様……。意中の男性や大切な仕事関係者が一緒に回るラウンドで、内心ではシビアな感想をもたれていたら、ガッカリなうえに自分の評判も落としかねません。
元議員でありメンタル心理カウンセラーの並木まきが、男性たちが目撃した「センスがないコーデ」の特徴をまとめました。
【1】シューズだけボロボロ
まずは、思わず「あるある」と呟きたくなるこちらから。
ウエアのコーデが完璧でも、足もとがチグハグだと、途端にセンスのないイメージが加速しがちな面も……!?
「この前、はじめて一緒にゴルフを回った同僚女子は、コーデは可愛かったけどシューズがボロボロでドン引き。
本人はまったく気にしていない様子だったけれど、清潔感を感じられなかったし、だらしない性格に見えちゃいました。
ちょっといいなと思っていた子だったので、残念でしたね」(37歳男性/IT)
ゴルフシューズはラウンドの頻度が低い人ほど、気付きにくい部分かも。
土や草むらを歩き回る靴だと考えると、ビジネスシューズよりも汚れやすいのも確かだけに、きちんとメンテナンスをしておきたいところです。
【2】サンバイザーや帽子がヨレヨレ
続いてはこちら!
サンバイザーや帽子は顔の近くにあるものだからこそ、ここが残念になっていると全体の印象もガクンと下がってしまいやすいかもしれません。
「何度か一緒にゴルフに行っている同世代の女性は、サンバイザーをキャディバッグに入れっぱなしにしていて、いつもティーショットが始まる前にバッグからくしゃくしゃの帽子を取り出してかぶっているんです。
忘れるよりはマシって考え方なのかもしれないけれど、なんだかすごく汚く感じちゃって、ズボラな性格なのかな?って思っちゃいましたね。
ウエアに清潔感があっても、サンバイザーがヨレヨレじゃあ台無しですよ。もし自分の彼女がこういうタイプだったら、やめてって言っちゃうかも」(38歳男性/自営業)
サンバイザーや帽子は、練習場では使わないことも多く、使うのはゴルフ場だけ!という女性も少なくないですよね。
忘れないようにと“キャディバッグに入れる派”でも、こまめなメンテナンスと清潔感キープはマストです。
【3】ボディラインを出しすぎ
最後は、コーデ全体の印象を左右するこちらです。
ぴったりめのウエアを着ると、どうしてもボディラインが出てしまいますが、やりすぎに見えた瞬間に引いている男性も……。
「おしゃれなウエアでも、あまりにも露骨にボディラインが出ていると、品がないなって思ってしまう。
ゴルフは紳士と淑女のスポーツだから、服装が下品な人には、どんなにオシャレをしていてもセンスを感じられないですね。
男だからってみんながみんなボディラインの出る服装が好きなわけじゃないし、TPOは大事ですよ。普通にゴルフを楽しみたいシーンで、品のない格好をしている女性ゴルファーは、個人的にはすごく苦手です」(39歳男性/専門職)
同じコーデでも、着方や体型によって印象が変わることもあるのは事実。
品格を大切にしたいシーンで、あまりにボディラインを出しすぎてしまえば、眉をひそめる男性もいるようです。
ボディラインに自信があるとしても、場の空気を読まないと思われると、評判を落としてしまうかもしれません!
◆だらしない印象のコーデは避けたい!
ゴルフコーデでは、普段のコーディネートより冒険している女性ゴルファーも多いはず。お気に入りのブランドで統一したり、好きな色を組み合わせたり……と、遊び心を取り入れながら、自分らしいコーデを叶えるのは楽しいですよね。
しかし、どこかが「だらしない印象」になってしまえば、せっかくのコーデも残念なイメージに。細部にまで清潔感を保ちながら、コーデを楽しんでいきましょう!
◆並木まき プロフィール
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。ゴルフ歴15年のエンジョイゴルファー。