女性からゴルフデートに誘われると、嬉しくなる男性は多いもの。ところが、お誘いの中身によっては、どうやって断ろうかと頭を抱えてしまうパターンもあるようです。
元議員でありメンタル心理カウンセラーの並木まきが、男性たちが萎えたという女性ゴルファーからのお誘いを3選お届けします。
【1】アッシー扱いなのがミエミエ
「友人主催の飲み会で知り合ったゴルフ女子は、最初から、僕に対して好意を抱いていないのは間違いない感じでした。
それなのに、いつもふらっとLINEしてきて、2サムのゴルフに誘ってくるんです。
多分その理由は、僕が車を持っているからなんですよね。
いつもゴルフに行くときには、流れ的に仕方なく僕がその子の送迎をすることになるんですけど、ガソリン代や高速代に関してはずっと知らん顔をされちゃってるし、要するにアッシー扱いなんだろうな〜って。
あまりにも毎回そんな感じで、車を出している僕への気遣いが感じられないので、イライラしちゃって。
最近ではその子からのゴルフの誘いは、予定が合わないことにして断っています」(36歳男性/マスコミ)
あからさまに送迎狙いなのがわかるようなお誘いだと、男性も察してしまいますよね。
自分を利用しようとする女性に対しては、良い感情を抱かなくても無理はないのかも……。
【2】「勘違いしないでね」と宣言付き
「共通の趣味がゴルフで、マッチングアプリで知り合った女性と、2回ラウンドに行きました。
3回目に誘われたときに、僕としては『タイミング的に、そろそろ付き合うかどうか決めないと、マズイのかな〜』って思ったんですけど、向こうも同じようなことを思っていたのか、ゴルフに誘ってきたLINEに『でも勘違いしないでね。ゴルフをしたいだけで私は恋愛モードじゃないから!』ってわざわざ書いてあったんですよ。
正直、そんなふうに宣言をされたら、こっちは急激に萎えるじゃないですか!?
なんだか馬鹿馬鹿しくなっちゃって、ゴルフに行く気がスーッと冷めてしまいました。
その子に対して恋愛感情が湧いていなかったからかもしれないけれど、友達でもなくアプリで知り合った仲なのに『勘違いしないでね』って言い方は、ないんじゃないのって思いましたね」(34歳男性/メーカー)
恋愛に発展するかもしれないと期待するような出会いだったからこそ、一方的な宣言にはガックリきてしまったのかも。
女性側は気を遣っての発言だったかもしれませんが、言われた男性にしてみると、なんとも言えない脱力感が残るものかもしれません。
【3】「人が足りないから」と言われても
「もう何年も前に知り合った女性から数年ぶりに連絡がきたと思ったら、2日後のゴルフの欠員を埋めるための誘いでした。
欠員を埋める代打探し自体は悪いことじゃないんだろうけど『ドタキャンされちゃって、人が足りないからゴルフに来ない?』って言われても、素直に『うん』って言いにくかったですね。
それまでずっと疎遠だったのに、いきなりそんな連絡をもらっても……って戸惑いしかありませんでした」(38歳男性/経営者)
ゴルフの欠員を埋める代打探しのお誘いは、日頃の関係性や言い方ひとつで、印象が大きく変わるもの。
急いで誰かを探したい女性が前のめりになっていたのかもしれませんが、疎遠だった相手から急に誘われても、びっくりしてしまいますよね。
ゴルフに誘ってくれるのは嬉しくても、その裏にある事情や下心が垣間見えてしまうと、素直に応じたくなるのが心理でしょう。
男性たちも、女性からのお誘いに大きな戸惑いを抱くことがあるようです。
◆並木まき プロフィール
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。ゴルフ歴15年のエンジョイゴルファー。