ここ数年でゴルフを始めたというゴルファーが増えましたが、ラウンド中、無意識のうちに同伴者から「ウザイ」と思われる行動をしてしまっているかもしれません。ウザイと思われやすい人の特徴やNG行動、その対処法、ゴルフのマナーについて解説します。
◆ウザイゴルファーの特徴と嫌われがちな行動
ゴルフデビューや仲間内でのラウンドは楽しいものですが、おしゃべりに夢中になりすぎるのは注意が必要です。プレー中におしゃべりに集中しすぎると、「うるさい」「集中できない」といった理由で同伴者をイライラさせてしまいます。 ゴルフは集中が求められるスポーツなので、会話はほどほどにしておきましょう。
また、SNSにアップするためにゴルフウェアやラウンドシーンを撮影する人が増えていますが、撮影に夢中になりすぎるとゴルフの進行が遅れる原因になります。周囲の状況をよく見て、ラウンドの進行を遅らせないように注意しましょう。 プレーの進行を遅らせる行動は、他のゴルファーに迷惑をかけることになります。
他にも、他人のプレーに過剰に口出しをすることもウザいと思われがちです。 アドバイスをしているつもりでも、人によってはありがた迷惑に感じることがあります。雰囲気を悪くする人や、ルーティンに時間をかけすぎて周囲に迷惑をかける人も、同伴者から敬遠される傾向があります。
◆ウザイと思われないために気をつけること
ゴルフは一人ではなく、複数人で一緒にプレーするスポーツです。相手と気持ちよくプレーするためには、心配りや気遣いが非常に重要です。自分のプレーに夢中になりすぎたり、一般的なマナーを無視した場合、同伴者からウザいと思われることが多くなります。
また、ラウンド中はスムーズな行動が求められます。例えば、ショット後にボールをダラダラと探したり、スロープレーによって後ろの組を待たせたりすると、ウザいと思われる可能性が高いです。飛距離が短くなりがちな女性ゴルファーは打数が多いため、迅速な行動を心がけることが大切です。
親しい友人とのゴルフでも、行き過ぎた行動は周囲に迷惑をかけ、ウザいと思われることも。 ビジネス上の付き合いで参加するラウンドやコンペでは、初めて対面の人と一緒にプレーする機会も多いため、特に気をつける必要があります。
ゴルフでは、自分のプレーだけでなく、他の同伴者への気遣いや配慮も重要なポイント。思いやりを持ってプレーすることで、「また一緒にプレーしたい」と思われるゴルファーになれるでしょう。そうすることで、自分自身も楽しいゴルフの思い出が増え、またゴルフを楽しみたいと思うようになるはずです。
ゴルフをプレーする際に、知らず知らずのうちにマナーを破ってしまわないよう、最低限のマナーを意識しながら、ラウンドを思い切り楽しんでください。
取材・文/夢書房