ゴルフは以前と比べて安く楽しめるようになってきましたが、仕事や家事で忙しく、「お金はあるけど時間はない」という現代人は多いでしょう。そんな人に向けて、ゴルフを短時間でも楽しめる方法や、効率的に上達するためのポイントを紹介します。
◆具体的な目標設定と効率的な練習計画を立てよう
ゴルフの練習を効果的に進めるためには、まず具体的な目標を設定することが重要です。たとえば、「パターの成功率を20%向上させる」や「ドライバーの飛距離を10ヤード伸ばす」など、数値で測定できる目標目標が明確になると、その達成に向けた練習計画も立てやすくなります。
また、限られた時間で効果を出すには、練習の優先順位を決めることも重要です。スコアに大きく影響するショートゲームから始めて、次第にロングゲームに移行することで、効率よく実力を伸ばせます。さらに、スマートフォンで自分のスイングを撮影し、改善点を確認することも効果的です。 動画を見ながら客観的に自分のプレーを見直すことで、短時間の練習でも確実な成長を実感できるでしょう。
◆アクセスの良い練習施設を見つけよう
忙しい日常の中では、移動時間を節約することも大切です。 インドアゴルフ練習場はアクセスが良く、移動時間を抑えながら効率的に練習できます。 最近では、都心部にも最新のシミュレーターを導入した施設が増えており、これらを活用すれば、短時間でも充実した練習が可能です。
インドアゴルフスクールではオンラインレッスンも受けられるため、自宅やオフィスからインストラクターの指導を受けることができます。忙しいスケジュールの合間でも、継続的な指導が得られ、効率的にスキルアップを目指せます。
また、郊外にある大きな川沿いの敷地を活用した河川敷ゴルフ場もおすすめです。渋滞や駐車場料金が負担になってしまう市街地と違い、車でのアクセスがしやすく費用面でも安価な場合が多いです。
◆ハーフプレーやショートコースを活用する
「ゴルフの予定を入れると丸一日が潰れてしまう」と感じる場合は、ハーフプレーやショートコースを検討してみましょう。ハーフプレーなら、早朝や薄暮、ナイターなど自分のスキマ時間を活用しながら、ゴルフを楽しむことができます。
ショートコースは距離が短く、予約不要の場所も多いので、思い立った時に気軽に訪れやすいです。アプローチやパッティングの技術を磨くのに最適で、短時間でラウンドできるため、忙しい中でもゴルフを楽しむことができます。
「時間がない」と諦めるのでなく、スキマ時間を活用することが上達の鍵です。単純に1日20分間アドレスやパターの練習を続ければ、1ヶ月で600分の練習時間を確保したことになります。日々努力を続けることが、大きな成果を達成する近道となるでしょう。
また、練習時間に制限があることは、効率的な練習を見つけるチャンスでもあります。効率的な練習を取り入れながら、自分らしいゴルフライフを楽しみましょう。
取材・文/夢書房