ゴルフコンペは、プレイヤー同士の交流を楽しめる素晴らしいイベントです。ただし、ただのラウンドだけでは物足りないと感じることもあるでしょう。そこで、ゴルフコンペを一層盛り上げるために「面白いルール」を取り入れてみてはいかがでしょうか?今回は、コンペをさらに楽しくするユニークなルールをいくつかご紹介します。
◆コンペ後半も楽しくなる! ユニークなルールで盛り上がりを加速させよう!
まずワンオン賞・ニアピン賞にちょっとひねりを加えてみてはいかがでしょうか。コンペの定番ルールと言えば「ニアピン賞」や「ワンオン賞」。パー3のホールで、誰がピンに一番近いところにボールを落とせるかを競うルールです。
【ワンオンでスナック菓子プレゼント】
例えば「ワンオンなら必ず全員にスナック菓子プレゼント!」というルールを追加することで、予想外のシーンで笑いが生まれ、コンペがさらに盛り上がるかもしれません。
【ハンディキャップくじ引き】
ハンデキャップを「くじ引き」で決めるのも面白いアイデアです。参加者の実力に応じてハンデがつくことが多いですが、途中でくじ引きによりハンデが変わることで、結果が読めない展開に。このルールを採用することで、コンペの勝利に対するハラハラ感が倍増し、全員で楽しむことができます。
【ラッキーホールチャレンジ】
ラッキーホールチャレンジを設定するのもワクワク感が高まります。事前に特定のホールを「ラッキーホール」に設定し、特別ルールを設けます。例えば「ラッキーホールではドリンク無料」など、ワクワクするルールを追加することで、プレー中も楽しみが倍増します。
【サイコロゴルフで使用クラブを制限】
サイコロゴルフもユニークです。各ホールのティーグラウンドでサイコロを振り、出た目で使用できるクラブを決めるというルールです。「パターでティーショット」や「3ならアイアンが使えない」などという調子でプレーを続けていくのです。ミスマッチなクラブ選択が笑いを生み、ラウンドが一層盛り上がること間違いなしです。
【チーム戦+スイッチプレイルールを採用】
チーム戦に「スイッチプレイルール」を加えて、戦略性と一体感を高めるのもおすすめです。各ホールでメンバーが交代しながらショットを打つ「スイッチプレイルール」を採用することで、チームでのコミュニケーションが増え、戦略も必要になります。また、メンバーのスコアが良くなっても、次に誰がその流れを引き継ぐかが鍵となり、エキサイティングなゲームになります。
◆面白ルール導入の注意点
ユニークなルールを取り入れることは、コンペを盛り上げる有効な手段ですが、いくつか注意しておきたい点があります。
まず、参加者のレベルに合わせたルールを選ぶことが大切です。初心者が多い場合、難しいルールや過度な罰ゲームは避け、誰でも楽しめる内容にしましょう。例えば、”チップイン賞”や”ニアピン賞”など、比較的達成しやすいルールがおすすめです。罰ゲームがある場合は、事前に内容を伝えて、参加者全員の同意を得ることが重要です。上級者が多い場合は、より高度なルールに挑戦しても良いでしょう。
さらに、事前にルールを共有しておくことを徹底しましょう。参加者間で不公平感が出ないように、ルールを明確に定め、徹底することが重要です。さらに参加者の意見を尊重し、参加者みんなで話し合って決めましょう。全員が楽しめるように、意見交換をしっかり行い、納得のいくルールにしましょう。
最後に、ユニークなルールを取り入れる際は、遊び心と安全面を意識しましょう。参加者が怪我をしたり、気分を害したりするようなルールは避けましょう。例えば、罰ゲームの内容は、参加者の年齢や体力、体調などを考慮し、安全に配慮した内容にしましょう。また、過度な競争やプレッシャーを感じさせないよう、楽しむことを第一に考えましょう。
ゴルフコンペは、ただの競技ではなく、参加者全員が楽しむためのイベントです。今回ご紹介したような面白ルールを取り入れることで、笑いが絶えないコンペを開催することができるでしょう。特に初心者から上級者までレベルの違うゴルファーが参加する場合、ユニークなルールがコンペ全体をさらに盛り上げる要素になります。次回のコンペでは、ぜひこれらのルールを取り入れて、一味違った楽しい時間を過ごしてみてください。
取材・文/夢書房