楽しみにしていたゴルフが、雨で残念な気分…そんな経験はありませんか? しかし、あいにくの天気でもゴルフは十分に楽しめます! 雨天時ゴルフを快適に、そして楽しく過ごすための必需品と便利な雨対策グッズをご紹介します。
◆雨の日のゴルフを快適にする必需品:レインウェア
ゴルフウェアが雨で濡れると、クラブハウスへの入室もためらってしまいますし、濡れたままプレーを続けると風邪を引く可能性もあります。そのため、雨の日のゴルフにはレインウェアが欠かせません。
レインウェアを選ぶ際は、耐水圧と透湿性の2つが重要です。耐水圧は水の浸入を防ぐ能力、透湿性はウェア内の湿気を外へ逃がす能力を示します。ゴルフに適したレインウェアは、耐水圧が10,000mm程度、透湿性が8,000g以上あるものが目安です。より快適性を求めるなら、透湿性は10,000~20,000gのものを選ぶと良いでしょう。 レインウェアはコート型と上下セパレート型があり、さらに袖が外せるタイプや通気口のあるものなど、様々なデザインがありますので、好みに合わせて選びましょう。最近は、おしゃれなデザインも多いので、雨の日のゴルフもファッションを楽しめます。
◆雨の不快感を軽減する便利なグッズ
ゴルフ中は傘を差せないため、レインキャップやツバの広いハットもおすすめです。頭や顔への雨を防ぎ、視界を確保できます。
濡れたグリップは滑りやすく、ショットに影響するため、雨天用のゴルフグローブも用意しておきましょう。前半と後半で2枚用意しておくと安心です。ゴルフ場によっては乾燥室が設置されているので、ハーフ休憩時に活用するのも良いでしょう。
その他、防水スプレーはシューズや帽子に事前に吹き付けておくと、雨の侵入を防ぎます。当日持参しておけば、同伴者にも親切です。スカートやワンピースでプレーする女性には、防水レッグカバーがおすすめ。雨や芝からの跳ね返りを防ぎ、おしゃれも楽しめます。
防水バッグやポーチも便利です。濡れたタオルやグローブなどを収納し、他の荷物への雨の浸入を防ぎます。スマホなどの小物を入れる防水ポーチも重宝します。
下着や靴下、タオルなどは、普段より多めに持っておくと安心です。雨天が予想される場合は、ゴルフウェアも考慮しましょう。レインウェアを着ることを考慮し、動きやすい薄手のゴルフウェアを選ぶと、スイングもしやすくなります。クラブハウスではレインウェアの着脱が必要になりますので、肌着やインナーは透けにくい素材を選ぶことをおすすめします。
◆雨の日のゴルフを楽しむための心構え
雨の日のゴルフは、コースの難易度も上がり、スコアメイクも難しくなります。しかし、雨の日だからこそ楽しめる要素もあります。例えば、雨の日のスコア目標を設定してみる、いつもより慎重にショットを打つことを心掛ける、雨天用のゴルフウェアや小物でオシャレを楽しむなど様々。
雨の日は、晴天時とは違うゴルフの楽しみ方ができます。「雨だから仕方ない」と諦めるのではなく、雨の日のゴルフならではの楽しみ方を見つけることで、むしろ良い思い出になるかもしれません。
雨の日のゴルフは、決してネガティブなものではありません。適切な準備と心構えで、雨の日ならではのゴルフの楽しみ方を味わいましょう。
取材・文/夢書房