ゴルフクラブを新しいのに買い替えたいけど、使わなくなったクラブはどうやって処分すればいいの?

ゴルフクラブは買い替えや買い足しの機会が多い一方で、古いクラブの処分に困ってしまう人も少なくありません。ゴルフクラブは大きさや素材の特性から、どのように処分すればいいのか戸惑う人も多いのではないでしょうか。今回は、使わなくなったゴルフクラブの賢い処分方法を紹介します。

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◆粗大ごみまたは不燃ごみとして処分する

まず一般的な処分方法として、自治体のゴミ処理サービスを利用する方法があります。ほとんどの自治体では、ゴルフクラブは粗大ごみとして扱われます。処分する際は、まず自治体の窓口やウェブサイトで粗大ごみ収集の申し込みを行い、指定された金額の処理券を購入します。その後、収集日に指定の場所へ出すという流れです。処理料金は自治体によって異なりますが、200〜400円程度が一般的です。

また、自治体によってはクラブを適切なサイズに切断すれば不燃ごみとして出せる場合もあります。ただし、切断には専用の工具が必要です。作業自体も危険を伴うため、まずは自治体のルールを確認し、安全に配慮して処分を検討しましょう。

◆買取業者やフリマアプリで売る

まだ十分に使える状態のクラブであれば、買取業者への売却がおすすめです。買取方法は大きく分けて3つの方法があり、それぞれに特徴があります。

まず「宅配買取」は、自宅にいながら手続きができる便利な方法です。買取業者から送られてくる段ボールに梱包して送るだけで、査定結果を確認することができます。査定額に納得できなければキャンセルも可能です。

「店舗買取」は、その場で現金化できるのが最大のメリットです。近くに買取店舗がある場合は、クラブを持ち込んですぐに査定を受けられます。ただし、店舗によって査定額に差があるため、複数の店舗で比較することをおすすめします。

「出張買取」は、買取業者が自宅まで来てくれる方法です。重いクラブを持ち運ぶ必要がなく、その場で査定結果も分かります。ただし予約が必要になるため、日程調整の手間がかかる場合があります。

また、メルカリなどのフリマアプリを利用した個人売買も選択肢の一つです。業者を介さないため、希望の価格で販売できる可能性があります。ただし、商品の写真撮影や説明文の作成、発送作業など手間はかかります。また、取引が成立した後のキャンセルは難しいため、慣れていない方は買取業者の利用をおすすめします。

◆クラブを高く買取ってもらうコツは?

買取に出す場合、いくつかの工夫で査定額アップが期待できます。まず、発売から10年以内のクラブを売ることが重要です。10年を超えると買取価格がほとんど付かなくなるため、できるだけ早めの売却を検討しましょう。

また、ヘッドカバーやレンチなどの付属品は可能な限り揃えることをおすすめします。純正品に近い状態であるほど、高値での買取が期待できます。ゴルフクラブは使用時の傷は避けられませんが、ボールが当たる面以外の傷は防ぐように心がけましょう。

また、新モデルの発売前のタイミングで売ることも重要です。新モデルが発売されると、それまでのモデルの買取価格は下がる傾向にあります。さらに、クラブはセットでの方が高額査定につながりやすくなるため、単品ではなくセットでの売却を心がけましょう。

ゴルフクラブの処分方法は、状態や手間、費用などを考慮して、最適な方法を見つけることが大切です。まだ使用に耐えるクラブであれば売却し、かなり古いものや傷みが激しいものは自治体のゴミ処理サービスを利用するのが賢明です。

取材・文/夢書房

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