ゴルフ場で不倫カップルを「うざい」と思う理由

真剣にゴルフを楽しむプレイヤーほど、ゴルフ場にいる不倫カップルを「うざい」と思ってしまいがち。そもそも不倫は倫理観に欠ける行動ですので、ゴルフ場ではなくても嫌悪感や不快感を覚える人は多いのですが、ゴルフ場で特にうざがられるのにはそれなりの理由もあります。

元議員でありメンタル心理カウンセラーの並木まきが、ゴルフ場で不倫カップルが「うざい存在」になりがちな理由を解説します。

【理由1】公私混同が目立つ

ゴルフ場は真剣にスポーツを楽しむ場である一方で、独特のリラックスした雰囲気もありますよね。そのため不倫カップルは、的外れなほど解放的な気持ちになってしまって、プレー中に過度にイチャつき始めることも…。不倫カップルと一緒にゴルフをしているからといって、不倫を許容しているわけではないのに、何を勘違いしたのか周囲の目を気にせずにふたりの世界に入ってしまう不倫男女もいて、目のやり場に困るプレイヤーもいるようです。

カップルがイチャイチャし始めると、一緒に回っている周囲のプレイヤーは気まずくなりやすいですし、真剣にゴルフを楽しみたい人にとっては集中力がそがれる原因にもなってしまいます。また不倫カップルと同伴しているゴルフではなくても、前後の組に不倫男女がいて過剰なボディタッチをしている姿を見かければ、それだけで不快感や嫌悪感の対象にもなりやすいでしょう。

【理由2】周囲のペースを乱す行動をしがち

ゴルフは、マナーが重視されるスポーツ。それなのに不倫カップルは、解放的な気分が高まりすぎてイチャイチャしたりお互いの写真を撮るのに夢中になったりして、プレー進行が遅れる話も耳にします。ほんの数十秒や数分だったとしても、こういった行為の積み重ねによって、後続の組や一緒に回るプレイヤーが不快な思いをすることも多々……。ゴルフ場特有の他人に見られにくい環境では、普段の生活以上に非常識な振る舞いに走る男女も少なくなく、独特の解放感は不倫カップルを解放的にしてしまう悪い意味でのマジックもあるのかも。

また過剰にボディタッチをしてみたり、「さすが!」「かっこいい!」といった言葉を不倫相手にだけ多用して場を乱したりと、周囲のペースを乱す行動を繰り出すのも嫌われる理由でしょう。

【理由3】行動が大胆になる

不倫カップルは、普段は人目につかないよう工夫をしながら逢瀬を続けているパターンがほとんど。そのせいでしょうか、ゴルフ場は人の目が気になりにくい環境であることから、周囲が引くくらい解放的になってはしゃぎまくる不倫カップルも珍しくありません。

大胆すぎるケースでは、ゴルフコンペに「妻」や「(独身同士のふりをして)彼女」といった嘘の肩書きで参加をする例もありますし、ゴルフが終わったあとにすぐ「このあとホテルに行くから」と解散前に堂々とカップルで去ってしまうなんていうことも!こういった大胆な行動も、倫理的な観点からも周囲に嫌悪感を抱かれる典型でしょう。

◆不倫カップルには干渉しないのがベター

周囲に不倫カップルがいれば、ゴルフシーンではなくても不快感や嫌悪感を抱く人は多いものです。一方、ゴルフシーンでは、不倫男女に対して普段以上に「うざさ」を感じるゴルファーが少なくない実態もあります。不倫カップルと一緒に行くゴルフでは集中力が削がれた経験があるゴルファーも決して少なくないようですし、目のやり場に困る場面に遭遇したエピソードも比較的よく耳にします。

ペースを乱す人とは一緒にゴルフに行かないのがベストではありますが……、なんらかの事情によって不倫カップルとラウンドをしなくてはならなくなってしまったなら、なるべく干渉せずに、自分のペースを尊重しながらプレーを進めるのがベターです。

◆並木まき プロフィール

元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。ゴルフ歴15年のエンジョイゴルファー。

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